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oi

(一般)
おい

ポルトガル語でこんにちわ、やあなどと言う

oi

(音楽)
おい

パンクロックの音楽的ジャンル
または、(主にパンクギグで見られる)ライブ中の掛け声。
意味は日本語の「おい」とさして変わりは無い。

70年代後半のパンクはアーティスティックで気取った曲が目立っていたが、イギリスのバンドのいくつかは「パンクをストリートに取り戻そう」と躍起になっていた。もともと、パンク特有のぞんざいさや無秩序の上に存在していたストリート・パンクなのに、先達のフックの利いたメロディやキャッチーなコーラスを導入することで、サッカーの応援ソング並にこぎれいで口ずさめるようなものに変化してしまったのだ。
イギリスのストリート・パンクの開拓者・シャム69とその後に続いたコック・スパラー、ザ・ビジネス、コックニー・リジェクツ(彼らの曲「Oi! Oi! Oi!」がこのジャンルの名前の由来となった)らは、ナショナル・フロントのような右翼団体の政治性を排除し、若者や労働者階級文化の旗印となってリスナーを勇気づけた。
だが、スクリュードライヴァーが音楽を利用して人種差別主義を公然と歌ったことで、オイ/ストリート・パンクは政治的には分裂せざるを得なくなってしまったのも事実だ。
オイは80年初期にはアメリカに上陸したが、アトランタのアンチ・ヒーローズやN.Y.のクロ・マグスといったグループはよりキャッチーなハードコアに様式を変えている。90年代では、アメリカのテンプラーズとイギリスのボイステラスが、初期のオイの攻撃性を復活させることに熱心だ。

goo音楽より

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