Mikee W.Goodman. (VO)
Pin. (Guitar)
James Leach. (Bass)
Justin Hill. (VO)
Dan'Loord'Foord. (Drums)
Dan Weller. (Guitar)
ドラム、ベース、ツィン・ギター+ツィン・ヴォーカルというラインナップ。
バンドは変拍子を多用して崩壊寸前でありながらもプログレとも形容しうる展開で楽曲を組み立てていく様はまさに「怒涛」と形容するにふさわしく、その混沌の中にツィン・ヴォーカルがとても美しいメロディを奏でた次の瞬間に叫び奇声を発しのたうちまわる。イギリスではSystem Of A DownやDillinger Escape Planに形容されることも多いが、System〜よりもその展開は怒涛で怪奇、そしてDillinger〜よりは十分にエモーションやメロディを多分に含む。一言で「変態」と形容するにはあまりにテクニカルでメロディアスでエモーショナル。テクニックにしっかりと裏打ちされた人間の衝動をいかに突き動かしていくかのみを徹底的に研ぎ澄ましたかのような展開の多様性とこのキャッチーさの融合は先例が全く見当たらないUK突然変異。Hundred ReasonsやLost Prophets以降UKのラウド/ヘヴィ・シーンが新しい世代を迎えていると言われているがその中ではどこにも属すことなく唯我独尊、我が道を進んでいる。