事前の受信者の許可なく、無差別且つ大量に送信される、広告や詐欺的内容を主とするメール。

いわゆる「迷惑メール」を指す。(対義語として、必要なメール(迷惑メ-ルではないメール)をhamと呼ぶこともある。)

元々はスラングであったが、大きな社会問題となるにつれ、広く認知されるに至った。

なお、迷惑メール送信者を spammer と呼ぶ。

転じて、ウェブなどのシステムに広告や詐欺的内容を無差別且つ大量に働きかける行為もspamと呼ばれる(検索エンジンスパムなど)。

関連法律

「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」(総務省の「迷惑メール関係施策」を参照のこと。)

特定商取引法」(経済産業省の「迷惑メール対策」を参照のこと。)

対応策

関係省庁、関係機関による対策が公開されている。

なお、過去にはインターネットサービスプロバイダ(ISP)に通報することを奨励する個人サイトの活動が支持される動きもあったが、(社)日本インターネットプロバイダー協会では「(財)日本データ通信協会の迷惑メール相談センターに通報して欲しい」旨が記されており、上記対策ページのどれにもISPに通報することを奨励する記述は見当たらない。

すなわち、ISPspamを通報することは、公に認められた対応ではない。

語源について

語源となった缶詰のSPAM(ミンチされた豚肉の油漬け)を製造しているHormel Foods Corporation社からの抗議を受け、この意味で使うときは、小文字で書くことになっている。

また、商標のSPAMとの混同を避けるため、UBEないしUCEということが推奨されている

戦地で兵士の食事に毎回この缶詰がだされ、悪評多発だったことから、この語源となったという説が広くひろまっているが、缶詰のSPAMの名誉のために弁明すると、意外においしく、ファンもいる。米国にはSPAM料理法なるレシピを公開しているサイトもある。日本でもゴーヤチャンプルースパムおにぎり等、古くから普及していた沖縄を始め、愛好者は多い。

語源の詳細及び調理方法等は缶詰のSPAMの項を参照されたい