ポスタルサービス アメリカのエレクトロ・ビートニク・グループ。完成度の高い「エレクトロ+美メロ」を奏でる。 USネオギターポップバンドDeath Cab for CutieのBen Gibbardと、DntelことJimmy Tamborelloによるユニット。 互いのアイデアやサウンドを、ポスタル・サービス(郵便)を介して交換したことから、このバンド名が名づけられた。ちなみに紛らわしい為か、US郵政公社よりユニット名の使用停止命令を受けているらしい。
Give Up
Such Great Heights
District Sleeps Alone Tonight
We Will Become Silhouettes
大昔前に友人からCDを借りてとても気に入った盤、The Postal ServiceのGive Up。 エレクトロポップというのでしょうか聴き心地がよくてかなり聴きました。 またリリースレーベルがSub Popというのも良きですね。ニルヴァーナが好きだとおぉっと思うレーベルです。 私存じ上げなかったのですがGive Up以外に近年もう一枚アルバムが出ていたみたいです。聴いてみようと思います。
単にツイン・ギターの代わりにシンセを使ったエモ、と言えばそれまでといった感じのサウンドではあるが、ゴスのようともニュー・ロマンティクスのようとも言えそうなヴォーカルに違和感があり過ぎて、ひょっとしてある種のジョークなのだろうかと訝しんでしまう。アーティスト写真に写る地味な中年男性4人の佇まいは宛らGuided By Voicesのようだが、見方を変えてNew Orderだと思えば腑に落ちるような気もしなくはない。センチメンタルなメロディも手伝って感触としてはThe Postal Serviceなんかに近いが、ベースとドラムが徹底して生音なのが却って奇妙な感じで、シンセ・ポップではなくニュー・ウ…
アメリカのラッパーPhonteとオランダのプロデューサーNicolayが、The Postal Serviceよろしく直接会うことなくデータのやり取りで完成させた本作はヒップホップのジャンルの中でもユニークな作品となった。ストリートのハードさや生々しさといったものがないのだ。優雅な管弦も衒いなく使用した打ち込み主体のサウンドはどこまでも甘くスムーズで、泥臭さとは無縁である。自然の光景やジブリ作品など、この夢見心地なサウンドから連想するものは多岐にわたるが、そのどれにも共通するものはピースフルな空気である。