Scott Pilgrim vs. the World
スコット・ピルグリムは、売れないバンドマン。夢に出てきた美女ラモーナに現実でも出会い一目惚れするが、交際を申し込んだスコットの前に立ちふさがったのは、ラモーナの7人の元恋人たちだった。
ブライアン・リー・オマリーのグラフィック・ノヴェルの映画化。タイトルの「…vs. the World」はシリーズ2作目にあたるが、内容はシリーズ全体から脚色している。
日本のマンガやマンガに強い影響を受けた原作を元に、カートゥーンやゲームを実写化したかのような映像と、マニアックな引用が頻出する。
主人公が結成するバンドの曲はベックが提供している。他にも、ブロークン・ソーシャル・シーンや小山田圭吾がサントラに参加するなど、音楽面でも注目を集めた。
アメリカでの興行不振などから、日本での劇場公開が危ぶまれていたが、ネットでの署名活動などもあって2011年4月の公開が決定。それに先駆けて2月にゆうばり国際ファンタスティック映画祭で上映された。
*1:Rated PG-13 for stylized violence, sexual content, language and drug references.