=====================================================崔琰は冀州の清河郡(甘陵国)、東武城県の人である。若い頃は武事に励み、学問を志したのは遅かった。29歳になって鄭玄に学んだが、黄巾賊が北海郡を破ると疎開した。その後、鄭玄と別れて各地を放浪したあと、帰郷した。大將軍の袁紹に召されて騎都尉となったが曹操と敵対した際、慎重策を説いたが聞かれなかった。袁氏兄弟が争うとそのどちらにも着かず、幽閉された。曹操が冀州牧となると、その別駕從事となった。曹操が丞相となると、東西曹掾属、徵事となった。(※後述)魏公国が建つと尚書となった。崔琰の兄の娘は曹植の…