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札幌テレビ

(テレビ)
さっぽろてれび

札幌テレビ放送。
Sapporo Television Broadcasting Co. Ltd.
略称「STV」。
北海道新聞の後援により北海道民放第一号として開局を果たした北海道放送(HBC)に対抗すべく、北海タイムスと北海道炭礦汽船(北炭)が中心となり、日本テレビ*1東急電鉄*2毎日新聞社鹿内信隆(フジテレビ、北海道出身)らの出願を北炭の萩原吉太郎が取りまとめて一本化し、北海道民放テレビ第二号として設立された。
1972年に北海道新聞・HBCの後援により北海道民放テレビ第四号・北海道文化放送uhb、フジ系)が開局するまではFNSにも加盟しており*3、当時は事実上日テレとフジのクロスネットとなっていた。

1959年にテレビ、1962年にラジオ開局。日本のラテ兼局では唯一テレビ先行開局*4であった。
2005年にラジオ局を分社化し放送免許等を移譲、テレビ単営局になる。
自主制作率はテレビで20%以上。ラジオで60%以上とローカル局トップクラス。また、テレビ視聴率は2004年度まで12年連続三冠王、ラジオ聴取率も2004年12月まで20年連続1位とラテとも無敵の強さを維持。放送外収入も全国第5位。
社屋の隣には2000年に札幌メディアパークSPICAが建てられ、こけら落としとして「笑点」の公開録画も行われるなど様々なイベントが催されてきたが、2008年に解体された。


テレビ放送については「STV」、ラジオは「STVラジオ」を参照。

沿革

  • 1958年4月8日 設立
  • 1959年4月1日 テレビ開局
  • 1962年12月15日 ラジオ開局
  • 1970年9月 「アタックヤング」放送開始
  • 1971年
    • 3月 新放送会館落成
    • 5月 EDPSテレビ運行システム運用開始
  • 1972年8月 第1回「STVラジオ夏まつり」
  • 1973年1月 「2時のワイドショー」放送開始
  • 1976年10月 「サンデー九」放送開始
  • 1977年10月 テレビCM自動編集送出システム運用開始
  • 1979年
    • 3月 「ズームイン!!朝!」放送開始
    • 7月 テレビ音声多重放送開始
  • 1982年
    • 4月
      • テレビ営業運行オンラインシステム運用開始
      • 「STVニュースToday」放送開始
    • 12月 テレビニュースライブラリーシステム運用開始
  • 1983年3月 ラジオオーディオファイル運用開始
  • 1984年10月「河村通夫の桃栗三年」「日高晤郎ショー」放送開始(ラジオ)
  • 1988年11月 ボストンWBZ局と姉妹局提携調印
  • 1989年
    • 1月 瀋陽電視台と友好局提携調印
    • 7月 SNG基地局・車載局運用開始
    • 8月 クリアビジョン放送開始
    • 10月 「日高晤郎のスーパーサンデー」放送開始
  • 1990年4月 「朝6生ワイド」放送開始
  • 1991年
    • 6月 新CMバンクシステム運用開始
    • 10月 「どさんこワイド120」放送開始
  • 1993年10月 「どさんこワイド212」放送開始
  • 1995年
    • 1月 スタジオV(ラジオ)運用開始
    • 3月 東北支局開設
  • 1996年
    • 1月 インターネットホームページ開設
    • 10月 ラジオステレオ放送開始
  • 1998年
    • 4月
      • 札幌メディアパーク着工
      • 「号外!!爆笑大問題」放送開始
    • 9月 ベルリン支局開設
  • 2000年
    • 1月 「1×8いこうよ!」放送開始
    • 4月 札幌メディアパーク SPICA・グランドオープン(2008年解体)
    • 10月 「どさんこサンデー」放送開始
  • 2002年10月 「サンデー!北のなるほ堂」放送開始
  • 2005年
    • 7月12日 株式会社STVラジオ設立
    • 10月1日 株式会社STVラジオにラジオ放送事業を移譲・記念番組「10月1日はやっぱりSTVラジオの日」放送
  • 2006年
    • 3月 ニュース情報センター「D・Tera・s」開設
    • 6月 地上デジタル放送開始

関連会社

  • (株)STVラジオ
  • エス・テー・ビー興発(株)
  • (株)STVメディアフィールズ21
  • (株)札幌映像プロダクション
  • (株)エス・テー・ビー開発センター
  • (株)オフィス・サッポロ
  • エステービー・メディアセンター(株)
  • (株)エイチ・アイ・ディ 

*1:一社による全国放送を目指していた。

*2:北海道へ進出し、じょうてつを始め道内のバス会社を次々にグループ傘下に収めていた。

*3:ただしFNNには加入せず。

*4:ラジオは原則「STVラジオ」と呼ばれているが、STVラジオとしての分社化前までは「札幌テレビ放送ラジオ局」という正式名称があった。

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