東京で活動する落語家。 落語立川流に所属の前座。師匠は立川談春。現在の総領弟子(一番弟子)である。 本名は廣瀬麻美。1982年10月7日生まれ、東京都港区出身。 2006年3月立川談春に入門。 2007年1月12日 第4回朝日いつかは名人会の前座での『道灌』が初高座。 2012年6月1日 二ツ目昇進。
世の中にはたくさん本を読んでいる書評家というのが居るのは知っていて、しかしそれほど読んでないやつが読んだ本について書いてなんの意味があるのか?とここのところ自問自答していますが、答えがあるわけではありません。ただ読んで考えさせられた本はあって、そのまま葬るのがもったいないので、 お題「この前読んだ本」 というのを引っ張って書きます。 最近、林家正蔵師匠のしじみ売りや春風亭昇太師匠のストレスの海ほか11人の落語家が十八番の噺について語る『十八番の噺』(フィルムアート社・2017)という本を読んでいます。語られてる噺を知ってるとより面白いのですが簡単なあらすじも挿入されているので、それほど落語を知…
町田のホールにて談春さんの会。 時間がギリギリになることはわかっていたが なんとか定刻前につき一安心。 都心からの微妙な距離を反映して開演時間が早い。 にもかからず、この人の会はいつも開口一番から自分でやるものだから、 不測の事態が起きると間に合わない。 席に着くと、出囃子は「不思議なポケット」 おや、めずらしく開口一番で、弟子のこはるさんを出すのか、と。 こはる:真田小僧 談春:トーク、百川 中入り 談春:蒟蒻問答 配られたチラシにも全10公演のこはる改め小春志(こしゅんじ)の 真打ち披露興行がはいっており、まあ、ちょっとしたお披露目と宣伝を させた、ということなのだろう。 達者な真田小僧。…
2022年1月4日(火)① 「立川談春独演会 2022」 @めぐろバーシモンホール大ホール 立川こはる『権助提灯』 立川談春『替り目』 ~仲入り~ 談春『文七元結』 こはるさんの真打昇進は秒読み段階か? 伴侶。世話。人情。利他。人と結びつくことは一方で他を排することでもある。娘を女郎屋に売って(娘が自ら「買ってもらった」設定だが)まで得た50両を見ず知らずの他人に与えてしまう長兵衛は愚者か聖人か。 『文七元結』が『八五郎出世』みたいな年頭の出世譚になるのはやや複雑だ。
大晦日なのでふりかえりをします。 あと、なんか飽きたのでテーマを変更しました。 出来事 1月 2日は誕生日。皆さまにお祝いをいただいてありがたさを噛み締めながら始める年はよいものです。 年始はRegionals Scrum Gathering Tokyo 2023で、コロナ禍ならではの運営に気を遣いました。多くの人にご来場いただいて大変ありがたいです。来場者数などのデータはブログに載せてあります。 2月 2022年に翻訳した『エンジニアリングマネージャーのしごと』と『チームトポロジー』がデブサミのITエンジニア本大賞特別賞を受賞しました。ありがとうございます。 3月 スクラムフェス福岡でF1シ…
立川談春の一番弟子(唯一の弟子)「立川こはる」が 2023年5月5日に真打に昇進し 「立川小春志」を襲名した。 秋には真打昇進襲名披露興行が始まる。 そのゲストが凄すぎるのだ・・・ 襲名披露興行は、有楽町朝日ホール(MAX772席)で 10/28~11/1まで昼夜10公演。 ・10/28(土)13:00 柳家三三 ・10/28(土)18:00 柳亭市馬 ・10/29(日)13:00 柳家喬太郎 ・10/29(日)18:00 さだまさし ・10/30(月)13:00 立川志の輔 ・10/30(月)18:00 春風亭一之輔 ・10/31(火)13:00 立川志らく ・10/31(火)18:00 桂…
基本、G.W.は人混みを避けて家に篭っているのだが、浅草公会堂で立川談春さんの落語があったので行ってきた。ちなみに浅草神社の三社祭は来週19日〜21日。普段は閉まっているがG.W.はこのように倉庫が開いてすべての神輿を見ることができる。 さて、今回は談春さんの弟子「立川こはる」さんが5月5日に真打ち「立川小春志(こしゅんじ)」に昇進しての「プレ真打披露興行」とのこと。 私が始めて「小春志/こはる」さんを聴いたのはかなり早かったと思う。前座で見た姿も声も少年ッぽく、当初は女性か判断に迷ったし、当人も師匠の談春さんもそれをネタにしていたが、噺はうまく、安定して聴いていられたのが第一印象。そしてつい…