ジョージ・ルーカスが作った映画関連の規格。その名は、ルーカスが監督した映画のタイトルから。
などがある。
THXはビデオやLD、DVDに「高品位」を保障する規格だと一般に思われているが、「使用素材の状態はともかくマスタリングは厳格に行なっている」という意味でしかないと言う人もいる。
かつてのLDの時代から「THXマークが付いていても安心できない」と言われるような、画質の良くないものがあった。超大作「スターゲート」の画質が悪かったのは有名である。また、同じTHX仕様でもアメリカ版と日本版では画質が違うといった現象もあるが、オーディオ・ビジュアルのプロでなければ判らない微細な違いで終っている事が多い。
DVDの時代になってもTHXはある程度のステイタスを保っているが、たまに非常に出来の悪いTHXDVDが発売されたりする。日本でもファンが多い「死霊のはらわた」シリーズの3作目、「キャプテン・スーパーマーケット」はアメリカではバージョン違いが何枚もDVDで発売されその殆どがTHX仕様だが、納得の行くクオリティの物が一つもないのは有名である。