泡坂妻夫@20090204155632

 泡坂 妻夫(あわさか つまお、1933年5月9日 - 2009年2月3日 )は日本の推理作家。本名は厚川昌男。ペンネームは本名のアナグラムである。東京都神田鍛冶町生まれ。
 紋章上絵師の家業を継ぐ傍ら、趣味で多くの創作奇術を発表。1976年、名探偵・亜愛一郎(ああいいちろう)の登場する「DL2号機事件」(幻影城新人賞佳作)を発表し作家活動を始めた。
 推理作家としては、『生者と死者 酩探偵ヨギ ガンジーの透視術』や『花嫁のさけび』のような超絶技巧に挑戦した長編、<名探偵亜愛一郎シリーズ>や短編集『煙の殺意』に見られるチェスタートンばりの逆説を駆使した短編群など、実に独創性に満ちた傑作をいくつも書いた。泡坂は、間違いなくミステリ史にその名を刻まれるべき巨匠である。
*代表作
-短編集
--『亜愛一郎の狼狽』(1978.05)
---『DL2号機事件』(幻影城新人賞佳作)を収録
--『亜愛一郎の転倒』(1982.07)
--『亜愛一郎の逃亡』(1984.12)
--『煙の殺意』(1980.11)
--『妖盗S79号』(1987.07)
-長編
--『11枚のとらんぷ』(1976.10)
--『乱れからくり』(1977.12)日本推理作家協会賞
--『湖底のまつり』(1978.11)
--『花嫁のさけび』(1980.01)
--『陰桔梗』(1990.02)直木賞 
--『毒薬の輪舞』(1990.04)
-その他
--『生者と死者〜酩探偵ヨギ ガンジーの透視術』(1994.11)
 また、著者のミステリや奇術に対する考え方を窺う上で、エッセイ集『トリック交響曲』(1981.02)が参考になる。