ジョン・スラデック@20091026000003

アメリカ生まれで、イギリスで活動したSF作家、ミステリ作家。1937年アイオワ州生まれ。
とり・みき、唐沢なをきのような「[[理系ギャグ]]」の作風で、ギャグ満載のパロディ的なSF(言語遊戯系が多いので翻訳困難な物が多い)、パズルまがいの「短編小説(?)」、人を喰ったトリックの本格ミステリ(ジャンル意識の強さは日本の「新本格」を連想させる)、偽の「オカルト研究書」等を書いた。


世界を放浪ののちロンドンに定住。英国でSF作家デビューを果たし、当時のニュー・ウェーブ作家たちと交流する。だが、オカルト研究、本格推理作家など雑多きわまりない活動をくりひろげSF界随一の奇才として知られるようになる。
もっぱらマッドでシュルレアリスティックな短篇小説で有名だが、Roderick二部作をはじめとするロボットものSFも高い評価を受ける。1984年Tik-Tokで[[BSFA賞]]([[英国SF作家協会賞]])受賞。肺の難病を得て2000年に死去。享年六十二歳。


*翻訳作品
-「黒いアリス」角川文庫(トマス・[[デイッシュ]]と合作。寓話的ミステリー)
-「黒い霊気」ハヤカワミステリ(サッカレイ・フィン物の長篇本格ミステリ)
-「見えないグリーン」早川文庫(長篇本格ミステリ。翻訳時に、世界歴代ベスト級と絶賛された作品)
-「スラデック言語遊戯短編集」サンリオSF文庫(SF、パズル的作品などの短編集)
-「蒸気駆動の少年」(河出書房新社・[[奇想コレクション]]) 柳下毅一郎編(日本オリジナル編集の短編集)
-「マスタースンと社員たち」(中編。国書刊行会「グラックの卵  未来の文学 」所収)