大都会@20091202234416

「[[太陽にほえろ!]]」への強烈なアンチテーゼとして石原裕次郎自らが陣頭指揮を執って製作し、1976年より日本テレビ系列にて放映された、「大都会・闘いの日々」「大都会PARTII」('77)「大都会PARTIII」('78)の全3シリーズからなるTVドラマで、石原プロモーションとして初めての連続TVドラマでもある。

脚本に倉本聰・永原秀一・金子成人・柏原寛司、監督に舛田利雄・降旗康男・小澤啓一など。また後に松田優作とタッグを組んで「蘇える金狼」「探偵物語」などを生み出す名監督・村川透が世に出るキッカケになったことでも有名。

警察機構をリアルに描き、警視庁捜査四課の下っ端刑事・黒岩(渡哲也)を中心に大都会に生きる人間たちの悲嘆のドラマをハードに表現した「闘いの日々」、若手刑事役に松田優作を投入し、荒唐無稽な活劇路線に転向しつつも最高水準の脚本と演出を駆使して人気番組となった「PARTII」、徹底したバイオレンス描写で一般TVアクションの限界点に挑戦した「PARTIII」、どれも現在でも玄人筋より高い評価と支持を受けている。

特に、当時の日本テレビプロデューサー・山口剛(代表作:「大追跡」「プロハンター」「火曜サスペンス劇場」「水曜グランドロマン」)の功績を高く評価するマニアは多い。

因みに「PARTIII」は、後の「西部警察」の原点になったと言われているが、作品的には「大都会」の方が遥かに上出来である。

まさにTVドラマ史にその存在を留められるべき最高傑作シリーズだが、現在の視点では放送コードに抵触する可能性の高いシーンやエピソードが含まれていることから、「封印」という憂き目に遭っている。現在までに最後の再放送は、'85〜86年にかけて関東ローカルで行われた。

なお2007年9月より、CSチャンネル日テレプラス&サイエンスによる再放送が決定している。
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