マジコン@20091215220107

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正式名称「[[マジックコンピューター]]」
ゲームソフトを違法コピーできる機器。(2009年2月27日、東京地裁判決より)


不正規なコピープログラムをゲーム機上で動かすための装置で、国内での製造販売が違法とされている。
><blockquote cite="http://husei.hanrei.jp/hanrei/uc/8068.html" title="平成 20年 (ワ) 20886号 不正競争行為差止請求事件 東京地裁判決2009/02/27">
数多くのインターネット上のサイトで極めて多数の本件吸い出しプログラム((引用者注:無許諾コピーのこと))がアップロードされており,だれでも容易にダウンロードすることができ,被告装置((引用者注:いわゆるマジコン))の大部分が,そして大部分の場合に,本件吸い出しプログラムを使用するために用いられているものであるから,被告装置により,原告らは,DSカードの製造販売業者として,本来販売できたはずのDSカードが販売できなくなり,現実に営業上の利益を侵害されているものと認められる。原告任天堂は,DS本体の製造販売業者としても,原告仕組みの技術的制限手段が妨げられてその対策を講じることを余儀なくされ,現実に営業上の利益を侵害されているものと認められる。
></blockquote><

ゲームソフトのROMカードリッジなどからデータをコピーする(吸い出す)ための機械。または、吸い出したゲームソフトのコピーなどを実際のゲーム機で利用できるようにする機械のこと。


ゲームソフトのコピーおよび起動、自作プログラムの実行、音楽ファイルの再生などゲームソフト実行以外の機能の付加が、主な機能としてあげられる。
「マジコン」という名称は、過去によく売れた製品((フロントファーイースト社が発売していた「スーパーマジコン」。スーパーファミコンのROMカートリッジからフロッピーディスクに移すことができた。))の名前が一般化したものと言われている。略称を思わせる語感からか、「マジックコンピューター」を正式名称として表記する向きもある。((http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091207/crm0912071413013-n2.htm))
過去にはPCによる「データのバックアップ」や、同人ゲ−ムの基盤に使うなどの用途で使用されることがあったが、現在では、インターネット上に流通する市販ソフトウェアの違法コピーを実際のゲーム機でプレイするために用いられることがほとんどである。
マジコンについては、任天堂を中心とするソフトウェアメーカーが不正競争防止法を根拠として民事訴訟を行い、2009年2月に一審判決で販売差し止め命令が出されている((http://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2009/090227.html))。しかし、法的根拠となった条文には刑事罰がなく、民事訴訟を個別に行う必要があり、露店や自動販売機などによるゲリラ的な販売は、依然として続いているのが現状である。
なお、インターネットのオークション(Yahoo!、楽天)においては、マジコンに分類される商品は出品禁止とされている。


ちなみに、コンピュータソフトウェア著作権協会の調査によると、違法にコピーされたソフトウェアの流通により、全世界の被害総額は3,000億円を越える試算((http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090227/crm0902271336020-n1.htm))もあり、これら違法なソフトウェアを実際のゲーム機で使用することができるマジコンの存在は、ソフトウェアメーカーにとって脅威と言える。

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