マジコン@20091218122842

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ゲームソフトを違法コピーできる機器又は違法ゲームを楽しむための機器などの総称。日本国内で販売が禁止された。((参考 2009年2月27日、東京地裁判決))
Yahoo!オークション、楽天などのインターネットのオークションでも出品禁止の扱いとなっている。(([http://topic.auctions.yahoo.co.jp/notice/rule/post_30/:title=2009年2月27日、Yahoo!])) (([http://auction.rakuten.co.jp/guide/info/info080828.html:title=2008年8月27日 楽天]))

「マジコン」という名称は、過去によく売れた製品((フロントファーイースト社が発売していた「スーパーマジコン」。スーパーファミコンのROMカートリッジからフロッピーディスクに移すことができた。))の名前が一般化したものと言われている。略称を思わせる語感からか、「マジックコンピューター」を正式名称として表記する向きもある。((http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091207/crm0912071413013-n2.htm))ユーザーによる呼称であり、販売側は携帯ゲーム機をマルチメディアプレイヤーにする装置等の表現を用いて「マジコン」表記は避けている。そのため出品禁止などの通知、ニュースリリースなどでは「いわゆるマジコン」「マジコンと判断されるもの」といった表現になっている。


また、その定義も時代とともに変化してきた。過去にはPCによる「データのバックアップ」や、同人ゲ−ムの基盤に使うなどの用途で使用されることがあったが、現在では、インターネット上に流通する市販ソフトウェアの違法コピーを実際のゲーム機でプレイするために用いられることがほとんどである。コピーされたゲームのネット上での違法な配布・流通が増加する一方で著作権管理者側も無許諾コピーが実機でプレイ出来ないように対策を施してきているため、コピーのプレイ機能に重点がおかれるようになった。現在は、「ゲームソフトのROMカードリッジなどからデータをコピーする(吸い出す)ための機械。または、吸い出したゲームソフトのコピーなどを実際のゲーム機で利用できるようにする機械のこと。」と定義される。
ゲームソフトのコピーおよび起動、自作プログラムの実行、音楽ファイルの再生などゲームソフト実行以外の機能の付加が、主な機能としてあげられる。


*訴訟
マジコンについては、任天堂を中心とするソフトウェアメーカーが不正競争防止法を根拠として民事訴訟を行い、2009年2月に一審判決で販売差し止め命令が出されている(([http://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2009/090227.html:title=任天堂によるニュースリリース]))。しかし、法的根拠となった条文には刑事罰がなく、民事訴訟を個別に行う必要があり、露店や自動販売機などによるゲリラ的な販売は、依然として続いているのが現状である。
><blockquote cite="http://husei.hanrei.jp/hanrei/uc/8068.html" title="平成 20年 (ワ) 20886号 不正競争行為差止請求事件 東京地裁判決2009/02/27">
数多くのインターネット上のサイトで極めて多数の本件吸い出しプログラム((引用者注:無許諾コピーのこと))がアップロードされており,だれでも容易にダウンロードすることができ,被告装置((引用者注:いわゆるマジコン))の大部分が,そして大部分の場合に,本件吸い出しプログラムを使用するために用いられているものであるから,被告装置により,原告らは,DSカードの製造販売業者として,本来販売できたはずのDSカードが販売できなくなり,現実に営業上の利益を侵害されているものと認められる。原告任天堂は,DS本体の製造販売業者としても,原告仕組みの技術的制限手段が妨げられてその対策を講じることを余儀なくされ,現実に営業上の利益を侵害されているものと認められる。
></blockquote><
任天堂は海外でも製造販売業者を相手に訴訟を起こしているが、イタリアでは勝訴したもののスペイン、フランスでは敗訴している。((http://www.pcworld.com/article/184075/nintendo_lose_piracy_lawsuit.html))

*違法コピーによる被害状況
コンピュータソフトウェア著作権協会の調査によると、違法コピーされたソフトウェアの流通により、全世界の被害総額は3,000億円を越える試算((http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090227/crm0902271336020-n1.htm))もあり、これら違法なソフトウェアを実際のゲーム機で使用することができるマジコンの存在は、ソフトウェアメーカーにとって脅威と言える。

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