1 名前を言ってはいけないあの人 USJのアトラクションとして大人気の「ハリー・ポッター」。原作はハードカバー7巻に及ぶ長編小説である。この中で主人公ポッターの敵役となるのが、かつて圧倒的魔力により魔法使い達の世(魔法界)を、恐怖のどん底で支配した、ヴォルデモートと言う最強の魔法使いである。 この敵役について、序盤では「名前を言ってはいけないあの人」と言う表現で表され、魔法使い達は決してその本名を語ろうとせず、本名が公表されるのは2巻以降になる。その示すところは、その名前を挙げて悪口を言う事はもちろんのこと、肯定的意見を述べることも災いの種となるということである。しかし、怯えて何も話さない人も…