コンピュータゲームのジャンルで、シューティングゲームの一種。
「バーチャコップ」や「タイムクライシス」、「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド」の様に、銃型のコントローラで画面の敵を撃つゲーム。略してガンシューとも。
初期のころは筐体すえ付けの小銃型コントローラを使うタイプが主流であったが、「筐体とは独立しており、実際に手に持ってプレイ出来る拳銃型コントローラ」が発明され*1、それに伴いスクリーンを大型化したり拳銃型以外のコントローラ(ライフル・ショットガン・サブマシンガン・スナイパーライフルに果ては杖やホースなど)を売りにしたりと、一種の体感ゲームとして人気を泊した。「ロストワールド」(セガ)のジープ型大型筐体や、モーションセンサーを搭載した「ザ・警察官」(コナミ)と言った機種はまさに「体感ゲーム」である。
一般的な電子銃では、コントローラ(銃)側にスキャナを搭載し、ゲーム画面の走査線を感知して着弾点を判定する様になっている。そのため、ブラウン管型筐体でもプロジェクター型筐体でも全く同じコントローラが使用出来る。
また、電子銃ではなく、実際にコントローラからBB弾を発射するガンシューティングゲーム「ガンマニア」(コナミ)も発売された。これはビデオゲームよりもエレメカに近い。
プラズマテレビや液晶テレビでは従来の走査線方式が使えないため、赤外線を利用して画面位置を判定する方式が採用されている。
家庭用向けゲームとしては、スーパースコープ(任天堂、スーパーファミコン用)やガンコン(ナムコ、プレイステーション用)のように銃を模した専用のコントローラが発売されている。また、Wiiの標準コントローラとなっているWiiリモコンは、銃型アタッチメントに装着することで専用コントローラのようにガンシューティングを遊ぶことができる。
*1:シュータウェイ/ナムコが走りか