アマレスとプロレスの中間的競技。
打撃の認められないプロレス。関節技・絞め技ありのレスリング。
シュートレスリング、コンバットレスリングなどの呼び方も。
Catch as catch can とよばれ、イギリスなどに伝わっていたこの競技こそが、現在の近代レスリングの源流である、との説もある
UFC,パンクラスで王者となるなどMMAの世界で実績を残しているジョシュ・バーネットは、ブラジリアン柔術との比較でこう語っている。
柔術とキャッチレスリングの動きを比べると、柔術のほうがスローなペース。それほどすぐに展開が変わるわけではなく、基本的に一つのアクションを実行するために、ホールドしたり、相手の動きを読んで待ったり、そのなかで自分の動きを仕掛けたり、非常にジェントル。アート。紳士的なスポーツなんだ。一方、キャッチレスリングはまったくその逆で、とにかくアグレッシブで相手にダメージを伴わせながら自分の動きを作っていく。相手の動きなど全く関係なく、自分が相手にダメージを与えることによって相手のミスを誘発するんだ。逆に柔術は相手のミスを待って自分の攻撃を仕掛ける。そこがもっとも違うところだろうね。