冒険家。アーネスト・シャクルトン。 南極大陸横断に挑むも船が座礁し失敗。にもかかわらず、適確な状況判断とリーダーシップで、27名の隊員を全員無事に生還させた。 隊員の募集広告の文言がよく知られている。
求む男子。至難の旅。僅かな報酬。極寒。暗黒の日々。絶えざる危険。生還の保証なし。成功の暁には名誉と賞賛を得る。
書名:エンデュアランス号漂流記 著者:アーネスト・シャクルトン 出版社:中央公論新社 中公文庫 出版年:2003年 「求む男子。至難の旅。わずかな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保証なし。成功のあかつきには名誉と賞賛を得る。」 これは、イギリスの極地探検家、アーネスト・シャクルトンが、1914年ロンドンの新聞に掲載した「南極横断探検隊」の隊員募集の広告と言われています。この求人広告に5000人もの応募があったそうです。 この本は、探検隊の隊長であるシャクルトン自らによって綴られた漂流の記録です。 1914年12月、シャクルトン隊長以下28名を乗せたエンデュアランス号が、南ジョー…
エンデュアランス号漂流記 (中公文庫BIBLIO) 作者:アーネスト シャクルトン 発売日: 2003/06/01 メディア: 文庫 南極大陸の面積は約1400万平方キロメートルで、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸に次いで5番目に大きい。地表のほとんどが厚さ数キロメートルもの巨大な氷床で覆われている。南極点の年間平均気温は、最高気温がマイナス46度、最低気温はマイナス52度という極限の世界である。同じ極地ではあるが陸地がない北極に比べてはるかに気温が低い。 記録がある限り南極圏に最初に到達したのは、1773年、英国海軍の艦長だったジェームズ・クックが率いる2隻の艦船…
今日は、海外映画「名犬ラッシー」を紹介していこうと思っています。 2005年にアイルランド・イギリス・フランスで制作された、作家のエリック・ナイトさんの名作小説が原作になっている…心が温まる作品です。 原題;「Lassie」➡(直訳;お嬢さん・少女) 上映時間;100分 【スタッフ】; 監督・脚本;チャールズ・スターリッジ (代表作「シャクルトン 南極海からの脱出」「アリア(1987)」「ハンドフル・オブ・ダスト」「フェアリーテイル」など。) 原作;エリック・ナイト 音楽;エイドリアン・ジョンストン 【キャスト】; スティーブ・ペンバートン/ジョナサン・メイソン/ピーター・オトゥ―ル/ジョン・…
こんにちは☆ 穏やかな一日に なりますように🌿 ダウントン・アビー シーズン6-4 執事代行 前回↓ spraito.hateblo.jp カーソンがハネムーンに 出かけた事で、一時的に 執事代行となったトーマス。 バイオレットは 友人のシャクルトンに 病院統合の件で 協力を促すのでした。 (反対するように) メイソンを心配する デイジー。 コーラはメイソンの この先の事を約束して くれました。 ところがデイジーは ユーツリー農場が 自営になると聞きました。 そうなればメイソンは 住むところを失ってしまうと 心配しているのです。 (メイソンはウィリアムの父) シャクルトンの甥として ヘンリーが…
シャクルトンの大漂流 著:ウィリアム・グリル 大判の絵本。 北欧っぽい色鉛筆で描かれたタッチが優しく、色合いも綺麗で素敵。 内容は、20世紀初頭に南極横断に挑んだシャクルトンたちの物語。 結果を言ってしまえば、南極横断は失敗する。 でも南極大陸で座礁してしまったなか、どのような工夫をして乗り越えたのか。 気持ちを保って、仲間たちのモチベーションを下げずに、ほぼみんなで生きて帰ることができたのか。 その冒険譚だった。 なのでストーリー展開が大きい訳ではない。 でも南極の大きな海で孤立無援になったり、みんなで工夫してキャンプを設営したり、そのドキドキやワクワクが優しいタッチの絵に表れていて、面白か…
2/1 8:00 Bus-Surにてウシュアイアへ チリ/アルゼンチンの国境越え 18:00頃 ウシュアイア到着 Hotel Albatros泊 ホテルの窓から朝焼け 本日はチリにおけるパタゴニアの中心的都市、プンタアレーナスから、アルゼンチン側におけるパタゴニアの中心都市、ウシュアイアへ移動する。 ご存知の通り、ウシュアイアは実質南米最南端の都市として知られている。ビーグル水道を挟んでウシュアイアの向かいにある集落・プエルトウイリアムズが南米最南端の都市という話もあるそうだが軍隊の人数が多く、人口数万人を有し一般人が住む普通の都市としてはやはりウシュアイアが最南端である。 私自身は、今まで見…
今週の月曜日の週報は、ミスが多く、また今日の音楽を記載し忘れるなど納得がいっていないので、番外編を送付します。 【今回の言葉】-----------------------------------------探検に科学的な調査・発見を求めるならスコット。スピードと効率を求めるならアムンゼン。しかし、災難に見舞われ、絶体絶命の危機におちいったときには、ひざまずいて、シャクルトンが来てくれるように祈れ。 (アプスレイ・チェリー=ガラード(極地探検家・1922年))----------------------------------------- スコットとアムンゼンは度々そのリーダーシップの違いで…
■ BEST 5 ALBUMS OF 2023 The Worm - HMLTDのアルバム - Apple Music False Lankum - Lankumのアルバム - Apple Music A NOT A - ANOTAのアルバム - Apple Music 日本民謡珍道中 - 民謡クルセイダーズのアルバム - Apple Music Oxmardyke - Philip Jeck & クリス・ワトソンのアルバム - Apple Music■ ALBUMS OF 2023 WowKate NVエレクトロニック¥1528TechxodusSpeaker Musicエレクトロ…
先日図書館から借りた絵本「よるのいえ」(岩波書店)で絵を担当している「ベス・クロムス」の本つながりで「氷の海とアザラシのランプ」を借りました。 この絵本は1913年、カナダの北極探検隊をのせた捕鯨船カールーク号が北極海の海に閉じ込められた乗組員たちが救助されるまでの記録です。 この絵本の主人公は探検家でも船長でもなく、二人の女の子を連れたイヌピアク族の家族(特にお母さん)です。 北極圏での生活は過酷です。他の乗組員たちもこのお父さんとお母さんがいなければ、きっと生きながらえることはできなかったのではないかと思います。 イヌピアク族が極寒の地で生きる知恵をもっていること、それがやはり大切なこと。…
たんぽぽ舎です。【TMM:No4938】 2023年12月16日(土)地震と原発事故情報− 4つの情報をお知らせします 転載・転送歓迎 ━━━━━━━ ★1.東海村・村議会へ訴えました 12月14日議会事務局へFaxしました 防潮堤工事で不良・不具合。まわりの人はとても心配です。 「慎重な議論を望みます。「拙速な結論の強行」はさけて− 村議会のみなさまへおねがい 柳田真(とめよう!東海第二原発首都圏連絡会世話人・ たんぽぽ舎共同代表) ★2.今号の表紙は乱鬼龍さん! 2024年〈脱原発〉が実る社会へ 11/18「東海第二原発の再稼働を許さない」首都圏大集会 神保町古書店街に鳴り響く…反原発デモ…
旅程表 1日目:世界の終わり、旅の始まり 2日目~3日目:極地探検家の道 4日目:ワイルドポイントからウェッデル海へ 5日目:ウェッデル海デビル島 6日目:最も遠い地域の探検 7日目:オルレアン海峡でのクジラ探し 8日目:港の記念碑と島の野生動物 9日目~10日目:デティール島の歴史的ステーション 11日目:驚異のアルゼンチン諸島 12日目:南極との別れ 13日目~14日目:なじみのある海、なじみのある友 15日目:行って帰ってくる 料金 ダイビングツアーの要件 一般情報 準備が必要な器材 船内の設備 要件 これからやること 今年の始めにアクティブな友人に誘われ、2025年3月のOceanwi…
1914 年の後半、アーネスト・シャクルトンという名のアイルランド系イギリス人の探検家が南極大陸、南極の周辺の地域、への航海を、エンデュアランス号と呼ばれる船で行いました。この船は氷に覆われた海域でも進むことができました。アーネストの目標は徒歩で大陸を横断することでした。彼は彼を援助するための 27 名の隊員たちを船に乗せていました。そうして、1915 年 1 月、すべてがうまく行きませんでした。船は氷の中に閉じ込められ、全く動けなくなってしまったのです。 約 9 ヶ月間、アーネストと彼の隊はエンデュアランス号の中で生活しました。しかし 10 月になり、船が氷で傷んだために彼らは船を降りなけれ…
youtu.be 凛として時雨 『狐独の才望』 Music Video(Netflix シリーズ「陰陽師」OP主題歌)狐独の才望 - Single凛として時雨ロック¥255 はてな原理主義者 書きたいことがあるのなら!!! はてなブログに書くのです!!! Xやらnote等の圧力には屈してはならぬ!!! ↓更新してると言いたい事が無くなるというか、 考えはメモでお察しくださいみたいな気分。 各所への通院の日々が終わり~。 あとは薬貰いに行くだけみたいな。 心療内科が絶望的に面倒。 何時の間に治したいという気持ちが消えた。 正直発達障害は治らない。 相変わらず気分は上に下にとぐらぐらしてる。 でも…
初の南極大陸横断を企てた、英国のシャクルトン隊長自らによる記録となります。 エンデュアランス号漂流記 アーネスト・シャクルトン:著 木村義昌・谷口善也:訳 中公文庫 個人蔵 まずこの本はダイジェスト版となるようで、巻末の解説で原書について触れています。 原書はそうとうな厚さのため、ここでは要約というかたちにしたそうです。 まずこのお話は史実であるため、緊張した空気を感じ取ることが出来ます。 氷に船を打ち砕かれた探検隊一行が、何とか生き延びようと切磋琢磨し、無事に生還を果たす物語です。どうにも過去の史実には驚くことばかりで、現代で同じようなことが起きた場合、同じような奇跡をもたらすことができるだ…
この本を読んだ。 失われゆく我々の内なる地図 空間認知の隠れた役割 作者:マイケル・ボンド 白揚社 Amazon 多くの生きもの、とくに動物は移動して暮らしている。だから優れたナビゲーション能力を持つものが多い。 人間だって生きものだ。だから人間にもそういう力がちゃんと備わっているのだという。 我々の祖先だって移動して暮らしていた。狩猟採集生活を営んでいたからだ。そこには既存の地図などない。祖先はその活動を通して「自分たちの地図」を作り上げていたわけだ。彼らの頭の中に。でなければ生き延びることはできなかったはずだ。 作者は言う。 私たちは骨の髄まで探検家である。そして私たちの空間能力は、人間を…
南極を目指した3人の冒険家たち、スコット、アムンセン、シャクルトンの中でアムンセンだけが目的地に達したが、他の2人の偉業もそれに劣るものではない。 月刊 たくさんのふしぎ 南極のスコット大佐とシャクルトン 1994年 02月号(第107号) [雑誌] 絵本の家 Amazon