グラウンド・ゼロを見下ろす部屋にプロのSM女王セヴェリン。ベッドにはなじみの客。だけど、今日も彼女は一人ぼっちだ。
一方、別のマンションの一室で自らの自慰をビデオにおさめている男がいる。ジェムズだ。
そしてそんな彼の姿を隣のビルの窓からストーキングする男カレブ。
そんな中、ジェイムズを心から愛するパートナー。ジェイミーが帰ってくる。そんな二人をカレブは見つめ続けていた。
また、別のマンションではカップルカウンセラーのソフィアが夫のロブとアクロバティックなセックスを楽しんでいる。
しかし、ソフィアはさまざまなカップルの悩みを解決する一方で人には言えない悩みを抱えていた。
彼女は、オーガズムに達したことがなかったのだ。
そんな人々のさまざまな思いや悩みを飲み込み、今日もニューヨークの一日が過ぎていく。
数日後、彼らはそれぞれにサロン“ショートバス”を訪れる。そこには、“愛”を求め、セックスに身を委ねる大勢の人々。
そこは、誰もが思いのままに愛を求める場所だった。
主人のジャスティン・ボンドは言う。「“ショートバス”の意味を知っている? ここは少し変わった、特別な人たちが集まる場所なの。」
ジェイムズとジェイミーは新たな出会いを求めて“ショートバス”を訪れていた。そして、二人に憧れる、若くて魅力的な男、セスと出会った。
一方、ソフィアもSM女王セヴァリンから自分の写真を手渡される。
そんな“ショートバス”の出会いの中で、みんな自分の本音を語りだす。
それぞれの想いが交錯する中、ある日、ニューヨークの町は大停電に陥り、暗闇に覆われる。
しかし、一つだけ光のともる場所があった。
“ショートバス”
彼らはその光に導かれるように、“ショートバス”へと集っていく。
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