【status symbol】
→ステータスシンボル
仕事が上手く行かなったアルが先生に誘われ大衆的な飲食店で「打ち上げ」をすることの意味を知る話。 高級ドレスを経営の足しに売り払おうとしていたアルだが先生の助言で一張羅の必要性を説かれる。 実際仕事でステイタスシンボルのため高級ドレスが必要となり先生を連れて交流会へ乗り込む。 だがそこは悪徳商法が横行する詐欺紛いの企業ばかりであり、結果的には失敗に終わってしまう。 そんなアルを励ますために先生はラーメン屋に連れて行き、一晩中アルの愚痴に付き合うことになる。 当初アルはフォーマルな服装をした大人が何故大衆飲食店に入るのか疑問に思っていたがその意味を知る。 こうしてアルは先生との「打ち上げ」を経験し…
有能だがムキになりやすく素直になれないヒス気味なアコ行政官のためにドレスを選ぶ話。 万魔殿と対立している風紀委員の天雨アコはパーティーのドレスの件で煽られムキになる。 アコは自分が先生のお気に入りのドレスを身につけることでステイタスシンボルを得ようとした。 だが当然の如くアコはそれを自分から言い出すことなどできず、半ば強引に先生に選んでもらう。 色やデザインの選定だけでなくドレスの試着からお直しまで同行させデートを楽しむアコ行政官。 さらには本番の前に、別の招宴に先生を連れて行き、二人きりの時間を過ごそうと目論む。 アコはドレス専用の紐のようなインナーを見て恥ずかしがり、返品すると息巻いていた…
断頭台のアウラは自分と相手の魂を天秤にかけ魔力量の過多で支配服従を決める魔法を使う。 アウラは500年の生涯を魔力錬成に捧げていたしフリーレンの放出魔力量を見て舐めてかかっていた。 それ故アウラは絶対の自信を持って天秤魔法を行使するがフリーレンは魔力抑制していたというワケ。 魔族社会は強さによる支配秩序であり、魔力量を誇示することがステイタスシンボルであった。 それ故、魔力抑制による隠蔽など魔族にとって思考の範囲外であり、その意識差でフリーレンは魔族を屠ってきた。 フリーレンちゃんは千年に渡る時を魔力錬成と魔力抑制の修行に使い、その量は絶大なものであった。 哀れにも断頭台のアウラはフリーレンに…