週刊少年ジャンプ2006年10号より2006年32号まで連載。
世界地図の空白を埋める為、未開の地に赴き記された『漂流録』が全出版物の95%を占めるという世界での物語。
漂流録を出版するには、編集者が旅に同行し、内容に虚偽が無いことを証明しなければならない。
編集者になるには免許が必要で、倍率3ケタを超える適性試験をパスした者だけが正式に認められる。
名だたる作家は武器を持たず、己に合った『命具』を使って戦う。『命具』を鍛えると、超人格の力『ヒット』と『スマッシュ』を手にできることもある。
漂流作家吉備真備は、編集者橘諸兄と共に漂流録を作る為に冒険の旅へ出る事になった。
漂流録の神様と呼ばれている。姿を消す直前に幻の漂流録を記し、親しい人間のみに託した。
傘1本で戦い、ミツネの父と共に旅をしていた。
フジワラ・ノ・フヒトの弟子で、漂流作家を目指す。
師匠と同様傘1本で戦い、スマッシュ技『アンブレラ』を使う。寄生虫に寄生されている。決めゼリフは「早くイボ痔治せよ」
フジワラ・ノ・フヒトの幻の漂流録を所持。
もともと大手の編集者で会社のエースだったが、フジワラ・ノ・フヒトと旅に出てから作家に多くを求めすぎ、いくつもの出版社をクビになってきた。
ソガノ出版社に勤めて1年になるが、その間何人もの新人を潰した。
吉備真備の力を認め、共に旅に出る事になる。
国一番のボロ出版・ソガノ出版社の編集長。
フジワラ・ノ・フヒトみたいな作家を育てて『本物』を読者に届けるのが夢。
父親の形見である、フジワラ・ノ・フヒトの幻の漂流録を所持。
ソガノ出版社社員。
編集者適性試験に何度も落ちている。メガネの七三分け。
ソガノ出版社社員。
編集者免許を取る気はないらしい。ヘルメットに鼻水。
模範的で無難な録を書らしい。
実力はあるが残忍な性格。『生きてる島』で真備のスマッシュ技を見て一目置いている。
天暦出版新人No.1だったが『生きてる島』で重症を負った。
天暦出版新人No.2。ヘンテコな言葉を使うが、ノリとポップさで10代女子に大人気。デッキブラシでヒット技を繰り出す。年上好きで橘諸兄に一目惚れした。フジワラ・ノ・フヒトの弟子になるのが夢。
古典的で堅固な文章を書き、謙虚でストイックな性格らしい。
『生きてる島』の発見で一躍有名に。
犬上御田鍬担当。眼鏡のドジっ娘。