ツツカナは、コンピュータ将棋ソフト。
名古屋工業大学の一丸貴則によって開発された。
世界コンピュータ将棋選手権には第20回から参加し、第21回は二次予選9位で新人賞受賞。第22回は初の決勝進出で3位と躍進した。
GPS将棋やponanzaと比べてマシンスペックは低くても、好成績を残している優秀なソフトである。
特徴は、どの手をどの程度深く読むかをプロの棋譜をもとに機械学習していることで、その結果比較的人間に近い自然な手を指すと言われている。また、将棋ソフトの弱点の1つとして入玉が挙げられるが、ツツカナは他のプログラムと比較して入玉に強いとされている。
2013年4月6日、第2回将棋電王戦第3局で、船江恒平五段に勝利した。現役プロ棋士に勝利したのは、ツツカナが2回目である。