variety store
小売業の業態の一。主にアメリカ合衆国で発達。
食品以外の日用品を、低価格で手広く扱う。直接近い日本語としては「雑貨屋」「万屋」あたりか*1。
業態としての歴史は古く、1879年にウールワース*2が創業したものに起源を持つとされる。これはファイブ&ダイム*3などとも呼ばれ、要するに5セントと10セントのワンプライスショップだった。
足下商圏を基盤としていたため、モータリゼーションの進展と核家族化によって買い物のスタイルが変化したことで衰退。
立ち位置的にはディスカウントストア*4などに変化したと言える*5。
CVSの十倍から二十倍ほどのスーパーマーケット型の売場に婦人、紳士、子供の日用衣料から下着類、服飾雑貨や化粧品・化粧雑貨、手芸用品、家事用品・消耗品、金物、文具、玩具、菓子まで一万アイテム以上を揃えたコンビニエンスな総合非食品店で、食品以外のほとんどのカテゴリーが揃ったスーパーサイズのCVSと思えばよく、「とりあえず消費」に応える手頃な商品だけを扱っていた。今日なら消耗家電(電池や電球、生メディア等)やレンズ付きフイルム、AVソフト、ゲームソフト等も加わったに違いない。
http://www.fashion-net.com/kr/fa0110.html