今回は欧州5大リーグで起こった偉業の軌跡を書いていきます。 2回目は「2008-2009 ヴォルフスブルク」です。 主なフォーメーション ①鬼教官の就任と補強の成功 ヴォルフスブルクは当時自動車メーカーのフォルクスワーゲンがスポンサーの一つとなっており、バイエルンですら「驚異」と評する等その豊富な資金力を誇っていましたが、2000年代前半は残留争いにも度々巻き込まれる等、その強みを中々生かす事が出来ず中位に低迷していました。 しかし2007-2008シーズンから「鬼教官」マガト監督が就任。前半戦こそ不安定な戦い方に終始するも冬の移籍市場でベナーリオ、長谷部を獲得し安定感を取り戻しクラブ史上最高…