Frozen River
カナダの国境近く、ニューヨーク最北部の町には、アメリカ先住民族であるモホーク族の居留地があった。苦しい生活ながらも2人の子を育てるレイは、夫に全財産を持ち逃げされてしまう。夫を探すレイは、夫の車を運転していたモホーク族のライラを見つけて問い詰めるが、「キーがささっていたままだったので拾った」と言う。ライラは国境からの不法移民を密入国させる裏家業を持っており、金に困っていたレイは共犯パートナーとなる。移民たちを乗せた車で凍りついた川を越えるのだ。ある日、2人はパキスタンから来たという男女を乗せるが、レイは彼らを爆弾テロ犯だと疑い、男女のバッグをこっそり捨ててしまう。
貧困の底辺であえいで犯罪に手を染める女性たちを主人公にしたドラマ。