Mu'ammar Al-qadhdhf
Muammar Abu Minyar al-Gaddafi
通称:カダフィ大佐
大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国(リビア)の政治家、“革命指導者”。元軍人。
アラブ統一の大義が生きていた時代からの最後の生き残り。
カダフィ自身がエジプトのガマール・アブドゥン=ナーセル(通称:ナセル大佐)に憧れて名乗ったニックネームのようなものであり、カダフィ自身は現在軍籍にない。(軍籍を離れる前の階級は大尉)
なお、リビアには大佐以上の将官は何人もいる。
他に「誤訳説」「革命後、大佐に昇格した説」がある。
1942年6月7日、生まれ。
1969年9月1日、王制を打倒したクーデターを行い革命評議会議長となる。
1979年以降は公職にはないが、事実上のリビア元首である。
1970年代から1980年代にかけては国際テロリズムのゴッドファーザーと目さる。
1986年、自宅をアメリカ軍によって空爆されている。
1990年代末期からは穏健な言動が目立つようになり、個々の外交問題に関しては柔軟かつ現実路線的な対応を行うようになっている。
2011年10月20日、反カダフィ派のシルト攻撃の際に死亡したとされている。