今の最新の時代では、主流でない(でなくなった)コンピュータ・プログラミング言語のこと。
レガシー(legacy)というのは、「遺産」という意味もあるが「遺物」という意味もある。
コンピュータやインターネットの早い進歩に沿って、
プログラミング言語も改良された新しい言語が生まれていくため、
既存の主流だった言語も使われなくなり、開発環境が改版されず販売も終了し、
関連書籍の出版点数も減少し、その言語を使えるプログラマーも減少していく。
(2005年時点では)COBOLやFortran、PL/I等に対して言われることが多いが、
現在も現役で動作している大型汎用コンピューター(メインフレーム)の事務計算系システムではCOBOLが使われ
長年拡張を続けていた(レガシーシステム)が、この開発の主役だった団塊の世代が定年退職を迎える時期になり、今後の保守が危ぶまれている。