(Los Angeles County Museum of Art,LACMA) 1911年、ロサンゼルス市内に歴史・科学・美術博物館として開館し、1961年に美術館機能のみが独立して成立した美術館。西海岸最大の規模を誇る総合美術館。総展示面積は70万平方フィートに及び、10万点を超える芸術作品が展示されている。美術館は5つの建物から成り、古代エジプトのミイラから前衛的なモダンアートまで、世界中から集められた作品が鑑賞できる。
ランキング参加中雑談 haguture.hatenadiary.jp *「踊る狐」について書いた記事を貼っておきます。 【「ロサンゼルス・カウンティ美術館」に収蔵されている「踊る狐」】この「踊る狐」は江戸時代に制作された【根付】なのですが、シンプルでありながら何処かユーモラスなデザインをしています。なので、自分の彫刻の先生が主催する「木彫教室」の作品展に、この「踊る狐」を彫刻した物を出展する事にしました。その為、まずは【材料の制作】と【彫刻用の絵の制作】から始めました。補足:【根付】とは印籠に付けられたアクセサリーの事です。 【材料の制作】 画像は今回の彫刻に使用する「板の切れ端(種類:センダ…
《睡蓮》の向こうに、光琳の《燕子花かきつばた》を見た 印象派を代表するフランスの画家、クロード・モネ(1840‐1926)の連作展が、東京展(上野の森美術館)のあと、大阪の中之島美術館にやってきています。展示作品は70点で、全てがモネ。海外や日本の美術館からも傑作が集まりました。「連作」にテーマを絞った展示は新鮮で、モネ・ファンなら必見でしょう。 中でもモネの代名詞ともいえる《睡蓮》のシリーズは、見ごたえのある作品が来ています。僕がとくに注目したのは、ロサンゼルス・カウンティ美術館の所蔵する《睡蓮》です。たくさんの睡蓮の花が咲き乱れる楽園風景とは違って、これは珍しく黄みを帯びた白い睡蓮が、ひっ…
*今回の記事は、前回の続きとなっています。 haguture.hatenadiary.jp ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ 【「ロサンゼルス・カウンティ美術館」に収蔵されている「踊る狐」】昔、自分に彫刻を教えてくれた先生が主催する「木彫教室」の生徒さん達の「作品展」に、今年も参加する事になりました。なので、『どの様な作品を制作しようか?』と、考えて資料を物色していたら、「ロサンゼルス・カウンティ美術館」に収蔵されている「踊る狐」の画像を見た時、『お?この狐の表情とポーズ良いな~。よし!今回はこれを彫ろう!』と、思ったので「作品展」に出す作品は、この「踊る狐」に決めました。そして、…
モネ 連作の情景 ■2024年2月10〜5月6日■大阪中之島美術館 東京展(上野の森美術館)を終えモネ展が大阪に巡回してきました。 うんざりするような入場前行列ができていた上野に対し、キャパに余裕がある中之島は比較的ゆったりとしていて大きなストレスなく鑑賞することができました。 ただ入場者が途切れることはありません。大盛況です(平日昼間の状態)。 www.ktv.jp あまり例がないことだと思いますが、今回のモネ展は東京より大阪の展示件数の方が若干多い構成となっています。 カタログ上の総展示件数75点の内、東京展のみの展示が6件(No.5、13、24、52、61、72)なのに対し、大阪展のみは…
ちゃんです。 1~2月のネイルは、12月と同じ青みピンクベースのガラスネイルにしました。 やっぱりこのデザインが1番好きだなぁ。手も綺麗に見えるし! chankotochan.hatenablog.com さて、上野の森美術館の「モネ 連作の情景」に行ってきたので記録させてください! モネ 連作の情景 印象派を代表する画家のひとり、クロード・モネ(1840-1926)は、自然の光と色彩に対する並外れた感覚を持ち、柔らかい色使いとあたたかい光の表現を得意とし、自然の息遣いが感じられる作品を数多く残しました。同じ場所やテーマに注目し、異なる天候、異なる時間、異なる季節を通して一瞬の表情や風の動き、…
はじめに ミュージアム。日本語で博物館と呼ばれるそれは、15世紀ヨーロッパの「驚異の部屋」に端を発する。当初は諸侯や有力貴族が世界各国から蒐集した珍品を客へと披露する場であり、個人的なコレクションに過ぎなかった。しかし18世紀になると、やがてそれらは一般に広く公開されるようになる。そのため、最も古くから存在するミュージアムのひとつ、イタリアのウフィツィ美術館は元をたどればメディチ家の蒐集物群であるし、かの大英博物館ももとは蒐集家、ハンス・スローン卿の個人的な所有物を収容した場であった。 そんなミュージアムは、国の国宝や重要文化財を保護し、価値を可視化、あるいは少数派の声を公共圏に届けるなど、様…
早いもので今年もあと1ヶ月をきりました。 過ぎ行く時間のはやさに慄きつつ、かといって時を止めることもできないので、最近はよいお正月を迎える準備を進めることに楽しみを見出して日々の生活を送っています。 個人的には、今年は(というか今年も)タイミングを逃し、夏休みを取らずにここまできてしまったので、お正月こそは少し長めに休みたい、そしてできればその間は、自宅に引きこもり、誰とも会わず、1日中ソファの上で丸まっていたい。 と、そんな夢のようなひとときを思い描き、休暇中に読みたい本をオーダーしたりしてるところですが、新しい本じゃなくても、こんなときこそゆっくり堪能したい本が棚には並んでいて、たとえばそ…
ビル・エヴァンス・トリオ 最後の二年間 ――TIMES REMEMBERED ジョー・ラ・バーベラ・チャールズ・レヴィン 著 荒井理子 訳 瀕死のビル・エヴァンスを病院に送る 1980年9月15日、マンハッタンのマウントサイナイ病院でビル・エヴァンスはその生涯を閉じた。51歳だった。 ビル・エヴァンス・トリオは、マンハッタンのライブハウス「ファット・チューズデイズ」に出演していたが、体調悪化が激しいエヴァンスは演奏を続けられなくなった。 彼はずっと病院行きを拒んでいたが、ドラマーのジョー・ラ・バーベラの必死の説得によりマウントサイナイ病院へと向かう。その途中の車内でエヴァンスは血を吐いた。 ラ…
印象派を代表する画家のひとり、クロード・モネ(1840-1926)は、自然の光と色彩に対する並外れた感覚を持ち、柔らかい色使いとあたたかい光の表現を得意とし、自然の息遣いが感じられる作品を数多く残しました。 同じ場所やテーマに注目し、異なる天候、異なる時間、異なる季節を通して一瞬の表情や風の動き、時の移り変わりをカンヴァスに写し取った「連作」は、巨匠モネの画業から切り離して語ることはできません。(公式サイトより) 100%モネ モネ作品を楽しむ 100%モネ 公式サイトに「国内外40館以上のクロード・モネ作品を厳選」と書かれています。出品目録を見るとそのことがよくわかります。本当に世界中のあら…
どうもShinShaです。 久しぶりに美術展に行ってきました。 10月から上野の森美術館で始まった『モネ 連作の情景』展。 今回は、なんと美術展初日の女性陣で混み混みの中訪問したのです。 この美術展、展示されているのは100%モネの作品なのです。 モネは女性に絶大な人気がありますね。 この美術展では、初めて見る初期の作品がたくさん出展されていました。 やはりモネの絵は素晴らしかったです。 そして、二枚の睡蓮は記憶に残る美しい作品でした。 『モネ 連作の情景』展エントランス クロード・モネ プロフィール 美術展『モネ 連作の情景』から 初期の作品 印象派以後の作品 ミュージアムショップに入れない…
アーティゾン美術館の3フロア全てを使った大規模展覧会 なお、以前アーティゾンに行った際には、1フロアにつき1つの展覧会をやっていた。一応全部見たので、3フロア全て回ってはいるのだが、とはいえ、目当て以外の展覧会は飛ばし気味に見ていた(Transformation越境から生まれるアート展ほか - logical cypher scape2)。 今回は3フロアの展示をフルでちゃんと見て回ったので、まずその物量に圧倒された。見てる途中に「え、これだけ見たのにまだ半分なのか」という感想を抱くほどに。しかし、疲労感とかはなくて「まだ見れる」という喜びが勝ったが、とはいえ「時間かかるな、これは」とも思った…