【わたしたちはどこから来て、どこへ向かうのか】。このフレーズは多くの人が語り手垢のついたような印象がありますがとても好きで、私もその問いを追求すべく(もちろん答などありませんが)日々を生きています。 【どこから来て】を追求するために日本史を軸にしてたくさん自分のなかにシャワーのようにとりこもうとしています。私が活用している本は「いっきに学びなおす日本史」という東洋経済新報社から出ているもの。教養編(古代から江戸)と実践編(江戸中期から昭和)の2冊に分かれています。 1973年に出版された受験参考書「大学への日本史」。当時駿台予備校講師の安藤達朗氏がかかれたものです。この本がすごいのはその安藤氏…