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花咲舞が黙ってない

(テレビ)
はなさきまいがだまってない

花咲舞が黙ってないは、2014年4〜6月に、日本テレビ系の「水曜ドラマ枠」(毎週水曜日22:00〜23:00)*1で放送されたテレビドラマ。また、2015年7〜9月に、日本テレビ系の「水曜ドラマ枠」(毎週水曜日22:00〜23:00)*2で続編が放送された。

池井戸潤による小説「不祥事」「銀行特務命令」を原作としており、番組宣伝では「女性版・半沢直樹」的主人公の銀行員を演じると報道された。
キャッチコピーは「この春、池井戸潤原作のスーパーヒロインが咲き誇る!」。

スタッフ

2014年4月〜6月放送分

  • 原作:池井戸潤
  • 脚本:松田裕子、江頭美智留、梅田みか
  • 音楽:菅野祐悟、得田真裕
  • 主題歌:「We Don't Stop」西野カナ
  • チーフプロデューサー:伊藤響
  • プロデューサー:加藤正俊
  • アソシエイトプロデューサー:柳内久仁子(AXON)
  • 企画協力プロデューサー:玉江唯
  • 演出:南雲聖一、佐久間紀佳、鈴木勇馬
  • 制作協力:AXON
  • 制作著作:日本テレビ

2015年7月〜9月放送分

  • 原作:池井戸潤
  • 脚本:松田裕子、梅田みか、横田理恵
  • 音楽:菅野祐悟、得田真裕
  • チーフプロデューサー:伊藤響
  • プロデューサー:加藤正俊、柳内久仁子
  • 企画協力プロデューサー:玉江唯
  • 演出:南雲聖一、佐久間紀佳、鈴木勇馬
  • 制作協力:AXON
  • 製作著作:日本テレビ

キャスト

2014年4月〜6月放送分

支店統括部
  • 花咲舞:杏
  • 相馬健:上川隆也
  • 芝崎 太一(次長):塚地武雅
  • 辛島伸二朗(部長):榎木孝明
経営企画部
  • 真藤毅(常務執行役員・部長):生瀬勝久
  • 児玉直樹(次長):甲本雅裕
その他
  • 花咲幸三(舞の父):大杉漣

2015年7月〜9月放送分

支店統括部
  • 花咲舞:杏
  • 相馬健:上川隆也
  • 芝崎 太一(次長):塚地武雅
  • 辛島伸二朗(部長):榎木孝明
本部
  • 堂島正吾(専務取締役):石橋凌
  • 真藤毅(常務取締役):生瀬勝久
  • 児玉直樹(秘書室次長):甲本雅裕
その他
  • 花咲幸三(舞の父):大杉漣

あらすじ

2014年4月〜6月放送分

第1話

東京第一銀行入行5年目の花咲舞は、明るい性格で、客からも同僚からも人気のテラー(窓口係)。
ある日舞は、本部の「臨店班」に異動を命じられる。臨店とは、問題を起こした支店へ行って、指導し解決を図る仕事。舞はそこで、出世コースから外れたベテラン行員の相馬健とコンビを組むことになる。
舞と相馬は、事務ミスが見つかった茅場町支店へ向かうが、二人の来訪に、支店長の矢島(羽場裕一)は迷惑顔を浮かべる。矢島は、将来の頭取候補と噂される常務の真藤毅から目をかけられているようで、自分の出世しか興味がなく部下を「無能」呼ばわりする矢島に、舞は憤りを感じる。
事務ミスはベテランのテラー・中島聡子が一人でやったことだと説明する。だが、聡子の優秀な仕事ぶりを見た舞は、どうしてもそれが信じられずにいた。
そんな中、営業終了後の集計作業で現金が100万円足りないという事件が発覚する。聡子が、客の請求より多く払い出してしまう「過払い」というミスを犯していたのだった……。

第2話

ある日、東京第一銀行・青山支店が融資をしている結婚相談所『グランマリッジ』の女性会員たちから抗議文が送られてくる。入会以来、会員の誰一人、相手を紹介してもらっていないという。それが本当ならば、東京第一銀行が詐欺行為に加担したことになってしまう。
調査を命じられた舞と相馬は、融資を担当した杉下と共に『グランマリッジ』へ向かう。
だが、会社はもぬけの殻。
すでに詐欺容疑で刑事告訴された社長の宗方が、会員から集めた6億円を持って失踪してしまっていた……。

第3話

ある日、舞と相馬は、蒲田支店へ事務応援に行くように命じられる。久々にテラーの仕事ができると張り切る舞。だが、支店長の須賀(神保悟志)は「無能な奴はこの支店には必要ない!」と部下たちが委縮するほど高圧的な発言をする男で、舞と相馬にもあからさまに敵意をむき出しにしてきた。
蒲田支店は開店と同時に大勢の客が押し寄せる忙しい支店で、テラーに絡んでくる面倒な客も多く、そのほとんどが舞の窓口にやってきた。一方、相馬はロビーでのお客様案内や雑用仕事を割り振られる。実は、これは舞と相馬を痛めつけるために須賀が仕組んだことだった。そのことを知った舞は、須賀の嫌がらせには負けないと決意する。
翌日、舞と相馬はまた大量の仕事を与えられる。とても一日では終わらないような量の伝票を押し付けられながらも、懸命に処理をする。しかし、閉店後、舞が処理した伝票に大きなミスが見つかって……。

第4話

舞と相馬は、若手行員が失踪したという横浜西支店へ向かった。
失踪したのは、入行3年目の融資課員・光岡(吉村卓也)。光岡は勤務態度も普通で問題を起こしたこともなく、いなくなる理由がわからなかったが、支店長の中村(戸田恵子)は、「仕事を放り出して失踪するなんて銀行員失格だ」と評価していた。
そんな時、光岡の母・和代(秋本奈緒美)が、銀行に乗り込んでくる。和代は、常日頃から息子の待遇について銀行にいちいちクレームをつけてくる“モンスターペアレント”らしく、「息子がいなくなったのはすべて銀行のせいだ」と怒りをぶつける。光岡家は地元の資産家で東京第一銀行に5億円の預金をしている得意先のため、中村はそんな和代に強く出ることができない。
しかし、舞は和代に向かって「子供の職場に親が乗り込んでくるなんて非常識じゃないですか」と言い放ち、さらに和代を怒らせてしまう。
その日の夕方、舞と相馬に、女子行員・菜央(松浦雅)が声をかけてきた。菜央によると、光岡はある会社への融資の稟議書だけ何度も中村に突き返されていたという。
しかも、光岡が失踪する直前に手掛けていたこの会社の融資だけがなぜか中村の承認が降りておらず……。

第5話

東京第一銀行に近々金融庁検査が入るという情報が入り、銀行内はその準備に追われていた。そんな中、舞と相馬はかつて働いていた中野支店へ行くことになる。舞は久々に懐かしい人たちに会えるとワクワクしていた。
二人が開店前の中野支店へ行くと、入り口の前にスーツ姿の見慣れない男たちの姿が。それは主任検査官・青田(高杉亘)を筆頭とする金融庁の検査官たちだった。なんと、中野支店に検査が入ったのだ。
強面の青田の「さあ、カギを開けていただきましょうか」の一声で、金融庁検査が始まった。舞は、初めて見る金融庁検査の重々しい雰囲気に押されながらも、横暴な態度の青田に嫌悪感を抱く。
厳しい検査がつづく中、舞と相馬は、支店長の牧野(小木茂光)から、金融庁に見られたくない資料を地下物品庫に隠してあると打ち明けられる。「いくらなんでもあんな所まで調べないでしょう」という相馬だったが、そこに、検査官たちが物品庫に向ったという知らせが入る。なぜ支店の行員しか知らない資料の隠し場所を青田が知っていたのか? 舞は、銀行に対して敵意をむき出しにする青田のやり方に怒りを覚え……。

第6話

ある朝、週刊誌に大手銀行の窓口で働く二十代の女子行員が、支店長にセクハラを受けたという告発記事が掲載された!その銀行は名指しこそされていなかったが、東京第一銀行であることは明らかで、舞と相馬は人事部の大前次長(堀部圭亮)から告発した女子行員を見つけ出すよう命じられた。
しかし、支店をいくつか回るが、それらしき女子行員はなかなか見つからない。調査の状況を知った大前は、舞と相馬に「金目当ての女子行員が作り話をしているだけだ。ろくでもない女に決まっている」といら立ちをぶつける。そんな大前の態度に、舞は反感を抱く。
そんな中、頭取宛てに、セクハラを告発した女子行員は京橋支店の川島奈津子(前田亜季)だというメールが届く。奈津子は舞と同期の行員。奈津子からセクハラの話など聞いたことがなかった舞は、奈津子がこの件に関わっているとはどうしても思えなかった。
しかし、奈津子は告発記事を出したのは自分だと舞に告げる。さらにセクハラしてきた人物に意外な相手の名前を挙げた……。

原作本

新装版 不祥事 (講談社文庫)

新装版 不祥事 (講談社文庫)

新装版 銀行総務特命 (講談社文庫)

新装版 銀行総務特命 (講談社文庫)

*1:初回10分拡大

*2:初回・最終回10分拡大

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