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快特

(一般)
かいとく

京急の快特

京急が1999年の白紙改正により、従来の快速特急から変更した種別。もともとは快速特急の略称だった。停車駅は泉岳寺、品川、京急蒲田、京急川崎、横浜、上大岡、金沢文庫、金沢八景、横須賀中央、堀ノ内から三崎口までの各駅。空港線に入る列車もある。また空港線内は羽田空港国際線ターミナル以外には停車しない。cf. エアポート快特

ダイヤと車種

上述の改正では、従来特急だった都営浅草線直通列車も快特に格上げされた。このため、品川または泉岳寺折り返しの列車には列車番号にA、浅草線直通列車にはSH、(都営車使用の列車はT)をつけて区別している。

Aの快特、SHの快特はともに品川-横浜で120km/h運転の認可を得ている。このため、日中はA快特の基本編成には基本的には2100形、SH快特の基本編成には1号線直通規格に適合し、120km/h運転のための増圧ブレーキを備えた車両(1500形、600形、新1000形の8両固定編成)を充当する。付属編成には、2000形、1500形、600形、新1000形の4両固定編成を充当する。

平日朝ラッシュ時には、上りに従来の通勤快特であるB快特があり、金沢文庫まで特急、金沢文庫からは快特となる。すべて品川行きで、折り返しについては、半数は回送、残りはA快特や特急として下りも営業する。1000形、800形を除いたすべての車両が充当される。なお、最初と最後の2本(1B、3B、17B、19B)は基本編成が2100形。

平日夕ラッシュ時は、A快特、SH快特ともに2100形・800形・1000形以外の車両が充当される。2100形は京急ウィング号に充当される。

SH快特の一部は京成高砂以北の京成線への乗り入れがあるため、停車駅予報装置や種別幕の対応を行った600形に原則として限定されている。(北総線には新1000形・1500形も乗り入れる。)

空港線に入る快特は、日中は10分間隔で運行され、そのうち4本に1本は都営浅草線内も通過運転を行う「エアポート快特」である。列車番号は所属社局で変わり、京成車の場合K、都営車の場合T、北総車の場合N、(京急車の場合はSH)とついている。ただし、「K快特」などの呼び方はなされない模様。

ダイヤ上では、快特のために用意された線種はない。特急と同じ太さのスジが引かれている。

イメージカラーは緑。

英語表記は列車の表示では特急と同じく「Limited Exp(ress)」。
ただし、駅の時刻表では「Rapid Express」(快速急行の意味)を使っている場合もあり、表現に揺れがある。

京成の快特

2006年12月10日のダイヤ改正から、京成にも快特が登場したが、京成には「かいとく」と発音が似た「かいそく(快速)」が存在するため、現在では「快速特急」に統一されている。
ただし、京急の時刻表では自社と同様に「快特」と表記する。

名鉄の快特

→「快速特急」を参照してください。

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