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札幌市中央区

(地理)
さっぽろしちゅうおうく

札幌市中央区は、北海道札幌市の行政区の一つ。
札幌市の中央部に位置する。
1972年4月1日、札幌市の政令指定都市移行とともに設置された。
面積は46.42km²、人口は239,801人*1

地勢

札幌市の中心部に位置し、北区と東区とはJR函館本線で、白石区と豊平区とは豊平川で、南区と西区とは南西部山地の稜線で接している。
本府・中央・東北・苗穂・東・豊水・西創成・曙・山鼻・幌西・西・南円山・円山・大通・桑園・宮の森大倉山の16地区で構成。
その形は東西に長く、東西15.3Km、南西9.8Kmに及んでいる。

特徴

明治の始め以来、札幌の中心として計画的な街づくりが進められてきたこともあり、碁盤の目状に整然と区画された街路が大きな特徴となっている。
現在、大通や駅前通に面して官庁や企業の近代的なビルが立ち並び、札幌の都市機能の中核となっており、その一方で、歴史的な建築物が多く残されているのも特徴。

歴史

札幌開拓の歴史は、中央区の歴史でもある。
1869年に開拓使が設置され、判官島義勇が札幌本府の建設に着手。その志を受け継いだ判官岩村通俊の手により、1873年から本格的な街づくりが始まった。
まず、市街地は渡島通*2と大友堀*3を基点に、1町*4四方に区切り、東西南北に走る11間*5道路が設けられた。
また、街の中央には東西に幅およそ105mの火防線*6を設け、北側を官地、南側を民地とした。

現在

島義勇らの街づくりに対する思いは、現代にも息づいている。
札幌駅周辺と大通周辺を結び、誰もが安全・快適に移動できるように整備する「札幌駅前通地下歩行空間計画」や創成川通の南アンダーパスと北アンダーパスを結び連続化される「創成川通アンダーパス連続化計画」など、政治、経済の機能が集積した都市部に、新しい都市空間づくりが着々と進められている。
また、2002年に協働型社会の実現に向けて「中央区役所運営方針」を策定した。
「市民から信頼され、親しまれる区役所になります。」「市民とともに考え、行動します。」
という二つの方針を柱に、区民の皆様と交流と連携を深めながら、取り組んでいた。
2003年に、札幌市では「市民の力みなぎる、文化と誇りあふれる街」を目指し、施政方針「さっぽろ元気ビジョン」を掲げ、この実現に向けて「市民自治推進」「まちづくり」「市役所改革」の3つのプランの策定に向けた検討が市民参画により進められている。
そこで、2004年にこれまでの取り組みを基本として「さっぽろ元気ビジョン」や3つのプランの検討状況を踏まえ改めて検討を行い、「ふれあいプラン・ちゅうおう」を策定した。

*1:2016年8月1日現在

*2:現在の南1条通

*3:現在の創成川

*4:約109m

*5:約20m

*6:現在の大通公園

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