一般文芸の世界で輝き始めた頃の桜庭一樹作品 桜庭一樹(さくらばかずき)は1971年生まれの女性作家。1990年代に山田桜丸(やまださくらまる)名義で、ライター、ノベライズ作家、ゲームシナリオ作家として活躍。1999年に『AD2015隔離都市 ロンリネス・ガーティアン』(応募時タイトルは「夜空に、満天の星」)が、ファミ通エンタテインメント大賞小説部門で佳作入選し、現在の筆名での作家活動を開始している。 『少女七竃(ななかまど)と七人の可愛そうな大人』は2006年刊行作品。角川の小説誌『野性時代』に2005年10月~2007年2月にかけて、掲載された作品をまとめたもの。 桜庭一樹はデビューしてから…