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新幹線0系電車

(一般)
しんかんせんぜろけいでんしゃ

日本国有鉄道が、1964年(昭和39年)10月の東海道新幹線開業用に開発した新幹線電車鉄道車両
1964年10月の東海道新幹線(東京-新大阪)の開業と同時に「ひかり」「こだま」として運転を開始。
丸みを帯びた独特の先頭形状は、同じ設計者が携わった航空機「銀河」をモデルに考案され、ファンに長く親しまれた。
最高時速は210キロ。東京と新大阪を3時間10分で結んだ。

1964年から1986年3月までに3216車両が製造されたが新型に押され、1999年9月には東海道新幹線区間から引退。その後はJR西日本が6両編成計6本を保有し、山陽新幹線区間で各駅停車の「こだま」として上下21本を運行する。

JR西日本は2007年12月、「0系」の廃車を発表。時速300キロで走る「新幹線500系電車」をこだまの後継車両とし、のぞみ用の十六両編成から八両編成に変更して、2008年12月から入れ替える。

最新の「新幹線N700系電車」が登場した2007年7月1日、JR西日本は新幹線事業にかかわる二つの組織を独立させた。

将来像を描き、運行全体の施策をまとめる「新幹線統括部」を本社鉄道本部内に新設。また、各支社が担ってきた車両のメンテナンスや保線など現場業務を「新幹線管理本部」に集約した。民営化後20年近く、支社や部署単位で輪切りになっていた体制に終止符を打ち、新大阪-博多間約600キロを一括管理するシステムを立ち上げた。
2008年11月30日、営業運転終了。

ビュッフェと食堂車

初期の東海道新幹線では12両編成の5・9号車の半室に軽食が楽しめるビュッフェのみを連結。
1974(昭和49)年9月5日から16両の「ひかり」編成の8号車への食堂車の連結を開始。
300系など新しい車両に入れ替わってくると、0系は食堂車を廃止して「こだま」やカフェテリア「ウエストひかり」を新設した。

引退記念関連商品からイベント、サイトまで

博多駅で10月14日から、山陽新幹線博多開業(1975年)時を再現した記念の「復刻版おべんとう」(800円)が発売され、沿線各駅でも、記念駅弁の発売が相次ぐ。
JR西日本の新幹線基地・博多総合車両所(福岡県那珂川町)のジオラマセット「さよなら0系記念 博多総合車両所」は歴代新幹線のチョロQとペーパークラフトのセットで価格9000円。限定1000セットが8月1日の発売後、一週間足らずで完売。
福岡が拠点の人気劇団「ギンギラ太陽’s」は11から12月、東京で0系を主人公にした「BORN TO RUN さよなら初代0系新幹線‐引退記念スペシャルバージョン」を上演。
タカラトミーは「プラレール」のメモリアルセット「ありがとう夢の超特急 新幹線ひかり号セット」を10月14日(鉄道の日)に発売。
JR西日本は2008年10月10日、11月で引退する0系新幹線の記念サイト「ありがとう0系新幹線 スペシャルWEBサイト」を公開した。0系新幹線を記録した貴重な写真や動画、ブログパーツを配布。
その他多くの商品やイベントがリリースされた。

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