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水上機母艦

(一般)
すいじょうきぼかん

seaplane carrier
水上離発着能力のある航空機(水上機)を輸送したり、給油や修理を行う能力を持った艦船。
海軍での水上機の利用は、1911年にアメリカ海軍が採用したのをはじめとして各国に採用され、その後、第一次世界大戦で主として偵察/弾着観測任務に活躍した。この時期は、戦艦や巡洋艦に数機搭載して運用されていた。
第二次世界大戦までの間に航空母艦の研究が進み、陸上航空機が海上でも運用できるようになるとそちらに比重は移ったが、太平洋での作戦行動を考えていた日本海軍では、離島の多い海域での偵察/連絡任務での運用を考えて、比較的多くの水上機母艦を配備した。第二次世界大戦後はヘリコプターの整備がすすみ、海軍での水上機の役割はごく限定されたものとなったため、水上機母艦という艦種も姿を消した。

代表的な水上機母艦
能登呂、神威、千歳級(大日本帝国海軍)
ラングレー級(アメリカ海軍)
コマンダン・テスト級(フランス海軍)

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