今回は群馬県富岡市の妙義神社(みょうぎ-)について。 妙義神社は市北西部の妙義山のふもとに鎮座しています。 創建は社伝によると537年(宣化天皇二年)。もとは波己曽神社(はこそ-)と呼ばれ、この社名で『日本三代実録』(901年成立)に記載されています。その後の詳細な沿革は不明ですが、江戸時代には関東の北西の鎮守として幕府の崇敬を受けました。明治時代には、別当の寺院が廃寺となっています。 現在の境内は江戸中期以降のもので、権現造の社殿が重要文化財となっているほか、当社の前身となった波己曽社の社殿が県指定の文化財です。 当記事ではアクセス情報および総門と波己曽社について述べます。 唐門と拝殿・幣殿…