「大山鳴動して鼠一匹」の出典、中国だとばかり思っていました・・・ コトバンクによれば、 ホラティウスの「詩論」に見られることば。ラテン語で Parturient montes, nascetur ridiculus mus. (山々が産気づいて、滑稽な廿日鼠が一匹生まれる)から出た西洋のことわざ。 さらに、イソップ物語とともに入ってきたと。 [解説] 西洋では、イソップ寓話と一体のもので、大口をたたきながら実行の伴わない個人に対する批判として使われます。これに対し、日本では、寓話との関係がすっかり忘れられ、主として社会的な事件の論評によく使われています。 古代ローマの詩人ホラティウスの「詩論」…