(越:Chiến tranh biên giới Việt-Trung/戰爭邊界越-中、Sino-Vietnamese War)は、中華人民共和国とベトナム社会主義共和国 の間で1979年に行われた戦争。第三次インドシナ戦争とも呼ばれる。
中国が支援していたポル・ポトのクメール・ルージュ政権は、カンボジアで大量虐殺を行っていたが、ベトナムによるカンボジアへの大規模な侵入と占領 (カンボジア・ベトナム戦争) はこれを終わらせた。この占領に、カンボジアの友好国だった中国は、ベトナムへの「懲罰行為」と称し、侵攻を開始した。中国軍は人海戦術によりベトナムを圧倒しようとしたが、長期のベトナム戦争により戦闘慣れしており、更にソビエト連邦から最新鋭の兵器を支援されていたベトナム軍相手に多大な損害を出し、1か月足らずで撤退した。