北条高時の遺児・北条時行を擁した諏訪頼重らの挙兵に始まる戦乱。 先代(北条氏)と後代(足利氏)の間で、一時的に鎌倉を制圧したことから「中先代の乱」と呼ばれる。また、鎌倉制圧が二十日程度であることから「二十日先代の乱」ともいう。 足利尊氏はこの乱を機に建武政権に反旗を翻す。
「逃げ上手の若君」がアニメ化され、わが息子の北条時行への注目がますます高まっておるようなので、時行についてあらためて書いてみたいと思う。鎌倉幕府が滅亡した折、諏訪盛高に守られて信州へと逃れた亀寿丸こと北条時行。その5年後、中先代の乱決起し、一時は鎌倉の奪還に成功する。じゃが、あっさりと足利尊氏に鎮圧され、再び敗走する。
わし高時の弟・北条泰家についてじゃ。足利尊氏には直義、楠木正成には正季、新田義貞には脇屋義助というできる弟がいたように、わしにも泰家というキレ者の弟がいたんじゃよ。「逃げ上手の若君」では、何かと顔に出やすい、おでこに文字が出ている変なキャラになっておるけどな。 北条泰家(「逃げ上手の若君」)
エンターテイメントとしての歴史漫画がアニメ化されるのは胸熱ですね。 特に北条時行と中先代の乱を題材にしているというところがポイントです。 鎌倉時代から室町時代までの東国の話は面白いですしね。 今から期待しています。近年、歴史的にはマイナーな場所や人物を題材にした歴史漫画が増えてきて、歴史フリークとしては楽しみがとても増えています。 さらにアニメ化ということで楽しみが広がりますね。 個人的には「新九郎、奔る!」に期待していますが、「逃げ上手の若君」に続く歴史漫画のアニメ化にも期待したいです。ランキング参加中漫画&アニメ話ランキング参加中雑談ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ
恐らく少年誌初の鎌倉末期・南北朝のマンガとして、連載開始からチェックし、少年ジャンプを20年ぶりに買い始めた作品です。 これもできる限り毎週感想書いていきたいと思います。 新しい神となったが、祖父:頼重・父:時継を時行と取られたとおもって何かと若(北条時行)に突っかかってきて、御柱までの鬼ごっこを挑む諏訪頼継! 非戦闘員の諏訪神職達に妨害をさせるも戦場を駆け抜けてきた時行には全く効果がない。 (貞宗なら止まるんだなww) 尚、追いかける顔が凄くアブナイ!10歳児にしてはアウトではww え!?これ何が始まるんですか?? 逃げながら追うと力の出る時行。今回は誰も傷つけずに楽しめたが、、、 これから…
カオスすぎる南北朝争乱への序章 南北朝争乱期というのは一筋縄ではいかない。いろんな要素が複雑怪奇に絡み合い、なにがなんだかわからないのである。ややこしいこともあってなのか、学校の教科書なんかでもさらっと流される感じである。歴史好きにとっても、戦国時代や幕末期のように注目される時代ではない。とにかく「なんか面倒くさそうな時代だ」と敬遠されがちだ(実際に、面倒くさい)。でも、14世紀の歴史を見ていくと、とてもとても興味深い。登場人物もやたらと個性的で、手を組んだり、反目したり、裏切ったり、と「何でもあり」の様相である。面白い! と個人的には思う。 元弘3年・正慶2年(1333年)に鎌倉幕府が滅亡。…
中公新書 鈴木由美著「中先代の乱 北条時行、鎌倉幕府再興の夢」って本読みました。 この本読もうと思ったのはちょうどジャンプの「逃げ上手の若君」の主人公を扱ってるから! 私は日本史に疎いのでちょっと勉強してみようと思いました。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({ google_ad_client: "ca-pub-8763648213473250", enable_page_level_ads: true });
北条時行、諏訪頼重と中先代の乱について。じつは、この記事、だいぶまえのものなんじゃが、先日、中公新書から『中先代の乱-北条時行、鎌倉幕府再興の夢 』が出版されたので、あらためてこの記事もおかしなところを直してあげなおさせてもらった。 しかしそれにしても……北条時行がジャンプの漫画の主人公になったり、中先代の乱で新書が刊行されるなんて、ほんとうに夢のようじゃ。
前回のあらすじ 1334年秋、護良親王(堤大二郎)と足利尊氏(真田広之)との対立はエスカレートし、ついには両勢力とも京に軍を集め、一触即発状態に陥っていた。厳戒状態の京にひょっこりと河内より上京してきた楠木正成(武田鉄矢)の妻久子(藤真利子)、嫡子正行一行が道に迷った挙げ句、足利勢の警戒線に囚われた。思わぬ捕らわれ人に「良き人質になる」と、護良親王派と見られていた楠木正成に対する人質として囚えることを高師直(柄本明)は進言するが、足利尊氏は自ら久子らを楠木正成邸へ連行することで、正成との会談を試み、成功する。尊氏と正成の二人は、これ以上の事態の悪化は望まず、都を灰にしない、戦を再び起こさないと…
室町時代の出来事を年表にまとめた。 室町時代 は 日本の歴史の時代区分の一つである。 前は 鎌倉時代 後は 安土桃山時代 室町時代の 初期を 南北朝時代 終期を 戦国時代 と細分化することもある。 関連記事 室町時代の概要 室町時代の文化 室町時代の小区分 室町時代の出来事 前史 1318年 (文保2年) 後醍醐天皇 即位 1331年 (元弘元年) 元弘の乱 1333年 (元弘3年) 建武の新政 1335年(建武2年)中先代の乱 1336年(建武2年) 建武の乱 室町前期 1336年 (建武3年) 建武式目 制定 1336年 (建武3年) 北朝 第2代 光明天皇 即位 南北朝時代 1337年 …
南北朝時代の出来事を年表にまとめた。 南北朝時代 は 日本の歴史の時代区分の一つである。 前は 鎌倉時代 後は 室町時代 広義の室町時代に含まれる。 南北朝時代の概要 南北朝時代の文化 南北朝の段階区分 南北朝時代の出来事 前史 1318年 (文保2年) 96代 後醍醐天皇 即位 1331年 (元弘 元年) 元弘の乱 1331年 (元弘 元年) 北朝 初代 光厳天皇 即位 1333年 (元弘3年) 後醍醐天皇 重祚 1333年 (元弘3年) 建武の新政 1334年 (建武元年) 二条河原落書 1335年(建武2年)中先代の乱 1336年(建武2年) 建武の乱 1336年 (建武3年) 建武式目…
名称:鎌倉宮(かまくらぐう) 主祭神: 護良親王(もりながしんのう) 社格等:旧官幣中社、建武中興十五社 主祭神の護良親王は別称を大塔宮(おおとうのみや)と言い、この神社もそれに因み、「だいとうのみや」と呼ばれる事がある。 護良親王の読みは一般的には「もりよししんのう」だが、当社では「もりながしんのう」と読む。 護良親王は鎌倉時代末期〜建武政権期の皇族であり、鎌倉幕府打倒に大きく貢献した人物である。 建武政権開始後は武士、特に足利尊氏を強く警戒して強硬な態度を取り尊氏に融和的な後醍醐天皇に遠ざけられた。 他の皇子との継承権争いに係る陰謀もあり、鎌倉に幽閉されていた所を中先代の乱で鎌倉を去る足利…
今日ご案内させて頂く事は、今年の1月中旬頃に私が勤務している横浜の営業所から、お客さまが経営されている鎌倉鶴ヶ丘八幡宮近隣の店舗に向かった時のお話です。 ところがもう少しで鎌倉に入るタイミングで訪問先のお客座から連絡が入り、アポの時間を1時間ほど遅らせて欲しいとの申し出がありました。もう鎌倉に入るところでの連絡で有り関内の営業所に戻る訳にもまいりませんでした。 其処で前々から訪問してみたいと思っていた日本史上無類のNo.2である執権北条一族が最後を迎えた東勝寺跡に行ってみる事に致しました。念の為に申し上げますが、決して最初から狙っていた訳では有りません(笑)。 東勝寺跡は鎌倉市小町3丁目10−…
2023年12月23日 諏訪町 鎌倉街道は北山公園の先で西武線の線路に遮られてしまいますが、迂回して、線路の反対側へ出ました。そこから鎌倉街道は、右手の住宅街と左手の八国山緑地の間を進みます。やがて、左手にはマンションが現れます。
1月末、新型コロナウイルス感染症にかかるなどして、地獄でした。 先月の。 2023年12月に読んだ本と近況 - 宇宙、日本、練馬
上原城入口にある城址碑 諏訪大社上社大祝であった諏訪氏の居城。 古代より続く諏訪氏の出自には、複数の説がある。古事記には、大国主命の国譲りの際に、その子建御名方神が敗れて科野(シナノ)の州羽(スワ)の海に落ち延びて助命されたとあり、諏訪氏はこの裔であるとも、神武天皇の子神八井耳命の後裔金刺金弓の子孫ともいう。このほか、信濃源氏のひとつである清和源氏源満快流という説や、桓武天皇の後裔という説もあるが、いずれにしても、諏訪大社の神官の家系は神氏と呼ばれ、高貴な血筋として尊崇された。 平安時代末期になると、各地の神職系豪族と同様に、諏訪大社の神職の家も武士化していったが、源平の争乱で源義仲に与した家…
今月は12月にむけての溜めの時期なのか控えめ。 逃げ上手の若君 13巻 2024年にアニメ化が決まった逃げ若。中先代の乱が完結。からの、ごちゃごちゃあって南北朝の始まりまでダイジェストでやっちゃったよ。 歴史上でもカオス過ぎていまいちよく分からないから正解ではあるが。 蒼き鋼のアルペジオ 26巻 タカオ回 話が進みそうで進まない。メンタルモデルのわちゃわちゃを楽しむ。 先月はこんな感じ
子どもの頃から、歴史はマンガで学んできました。 自分の好みだけでは偏るので、友人が薦めてくれたらとりあえず試してみます。 「逃げ上手の若君」 「大奥」 「パリピ孔明」 「逃げ上手の若君」 逃げ上手の若君 熊本古代史旅を一緒してくれた友人が、薦めてくれたマンガが面白かったです。 さすが、わかってらっしゃる。 足利尊氏の裏切りによって、鎌倉幕府は滅び、ほとんどの重臣たちが死を選んだ中、直系の後継、北条時行は8歳という幼さながら、その天賦の「逃げる才能」を活かして、諏訪に逃げ、諏訪大社の神官諏訪頼重の下で再起を図ります。 読んでいる途中で、「これって、中先代の乱かな?」と気づくも、それだと時行は負け…
「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」の松井優征の現作は、鎌倉時代末期〜南北朝時代〜室町時代初期を舞台にした歴史物。 設定・登場人物は史実ベース。 デビューから3作連続10巻到達とアニメ化決定はどちらも「週刊少年ジャンプ」本誌史上、初めてになるとのことです。 『逃げ上手の若君』13巻より(松井優征/集英社) 鎌倉幕府のトップ・執権として世襲で地位を継いできた北条氏の嫡子の少年・北条時行。しかし、幕府と敵対する後醍醐天皇側に寝返った足利高氏(尊氏)により、鎌倉幕府は滅ぼされてしまう。 北条氏の滅亡により大切なものを全て奪われた時行は、信濃国の国守にして神官の諏訪家を頼りに落ち延び、足利への復讐を誓う…
5chアニ速逃げ若今更一気読みして最新号まで追いついたけどこいつが死ぬとこで泣いちゃった5chアニ速戦国時代に弱小になっちゃったのは乱を起こしたせいかな5chアニ速戦国時代でも信玄が出てくるまでは古豪だったよ戦国諏訪氏は5chアニ速配下だった諏訪神党は皆独立しちゃうけど5chアニ速武田とか真田に刈り取られまくってるよね5chアニ速いつ真田に刈り取られたの?5chアニ速海野望月根津の並びはそういやそんな土地だったなってなった5chアニ速そもそも戦国でもあの勝頼を養子にするぐらいには重んじられていた5chアニ速速攻で鎮圧されたのは鎌倉=天然の要害説が大嘘だから?5chアニ速監修の先生がコラムで書い…
「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」の松井優征の現作は、鎌倉時代末期〜南北朝時代〜室町時代初期を舞台にした歴史物。 設定・登場人物は史実ベース。 デビューから3作連続10巻到達は「週刊少年ジャンプ」本誌史上、初めてになるとのことです。 『逃げ上手の若君』12巻より(松井優征/集英社) あ、アニメ化も決まったんでしたっけか。 ひと昔前は「南北朝時代もの」はどう描いてもクレームがつくイメージでしたけど、ちょっと時代が変わった感じはしますね。 これを契機に「南北朝時代もの」が増えると良いなあ。 『逃げ上手の若君』12巻より(松井優征/集英社) 鎌倉幕府のトップ・執権として世襲で地位を継いできた北条氏の…
「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」の松井優征の現作は、鎌倉時代末期〜南北朝時代〜室町時代初期を舞台にした歴史物。 設定・登場人物は史実ベース。 デビューから3作連続10巻到達は「週刊少年ジャンプ」本誌史上、初めてになるとのことです。 『逃げ上手の若君』11巻より(松井優征/集英社) 鎌倉幕府のトップ・執権として世襲で地位を継いできた北条氏の嫡子の少年・北条時行。しかし、幕府と敵対する後醍醐天皇側に寝返った足利高氏(尊氏)により、鎌倉幕府は滅ぼされてしまう。 北条氏の滅亡により大切なものを全て奪われた時行は、信濃国の国守にして神官の諏訪家を頼りに落ち延び、足利への復讐を誓う。 『逃げ上手の若君』…