本日、札幌駅JRタワー7階のシネマフロンティアにて、シネマ歌舞伎「唐茄子屋 不思議国之若旦那」を観てきました。浅草の平成中村座で上演された芝居を撮影した映画で、その場にいるような臨場感があった。冒頭に、見慣れた浅草の雷門が映り、平成中村座が隅田川沿いにあった時に行ったなあと思い出した。 落語の「唐茄子屋政談」を歌舞伎にしたもので、吉原遊びが過ぎて勘当された若旦那が、親戚の八百屋のおじさんのもとで嫌嫌ながら唐茄子(かぼちゃ)を売りに行き、大工の熊さんに手伝って何とか売るが、途中、吉原田んぼの蛙にそそのかされ、遊ばないかと誘われる。それをふりきってかぼちゃを売ろうとする若旦那は、馴染の花魁としっぽ…