日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場 の芝1600mで10月下旬に施行する中央競馬の重賞(GIII)競走。
出走条件はサラブレッド系3歳以上(国際)(指定)、負担重量はグレード別定。
1着賞金は3800万円(2012年)。
ジャパンカップ海外招待馬*1の為に設定されたオープン競走として1981年に設定され、1984年に現在も続く富士ステークスの名称が冠された。しかしながら1992年以降ジャパンカップ招待馬の出走は無かった。1998年から重賞に格上げされ、2000年から施行時期を移行し、マイルチャンピオンシップのステップレースとなった。3頭までの地方招待馬出走枠があり、2位以内の入着馬にマイルCSへの出走資格が与えられる。
2007年から2014年まではサウジアラビアのリヤド馬事クラブから優勝杯が寄贈されていたため、正式名称は「サウジアラビアロイヤルカップ富士ステークス」となっていた。
2015年より、旧いちょうステークスが「サウジアラビアロイヤルカップ」に改称するため、本競走の正式名称は「富士ステークス」となる。
回数 | 年月日 | 距離 | 優勝馬 | 性齢 | 騎手 | |
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第1回 | 1998年11月28日 | 東京 芝1400 | エアジハード | 牡3 | 橋本広喜 | |
第2回 | 1999年11月27日 | 東京 芝1400 | レッドチリペッパー | 牝3 | 横山典弘 | |
第3回 | 2000年10月21日 | 東京 芝1600 | ダイワカーリアン | 牡7 | 田面木博公 | |
第4回 | 2001年10月20日 | 東京 芝1600 | クリスザブレイヴ | 牡7 | 吉田豊 | |
第5回 | 2002年10月19日 | 中山 芝1600 | メイショウラムセス | 牡4 | 柴田善臣 | |
第6回 | 2003年10月25日 | 東京 芝1600 | ミレニアムバイオ | 牡5 | 武豊 | |
第7回 | 2004年10月23日 | 東京 芝1600 | アドマイヤマックス | 牡5 | 武豊 | |
第8回 | 2005年10月22日 | 東京 芝1600 | ウインラディウス | 牡7 | 田中勝春 | |
第9回 | 2006年10月21日 | 東京 芝1600 | キネティクス | 牡7 | 勝浦正樹 | |
第10回 | 2007年10月20日 | 東京 芝1600 | マイネルシーガル | 牡3 | 後藤浩輝 | |
第11回 | 2008年10月25日 | 東京 芝1600 | サイレントプライド | 牡5 | 横山典弘 | |
第12回 | 2009年10月24日 | 東京 芝1600 | アブソリュート | 牡5 | 田中勝春 | |
第13回 | 2010年10月23日 | 東京 芝1600 | ダノンヨーヨー | 牡4 | 北村友一 | |
第14回 | 2011年10月22日 | 東京 芝1600 | エイシンアポロン | 牡4 | 田辺裕信 | |
第15回 | 2012年10月20日 | 東京 芝1600 | クラレント | 牡3 | 岩田康誠 | |
第16回 | 2013年10月19日 | 東京 芝1600 | ダノンシャーク | 牡5 | 内田博幸 | |
第17回 | 2014年10月25日 | 東京 芝1600 | ステファノス | 牡3 | 戸崎圭太 |
*1:1987年から地方調教馬も含む。