音楽家。専門はマリンバだが、打楽器、鍵盤楽器など多様な楽器を演奏する。また、演劇的なパフォーマンスも得意。作曲作品も多数ある。 著書に「即興演奏ってどうやるの」 即興演奏、しょうぎ作曲などによる音楽ワークショップの実践も多い。 しょうぎ交響曲第1番、第2番の編曲を担当、第1〜3番の重要な共同作曲者。 1997年から3年間岐阜県音楽療法研究所研究員。
即興演奏ってどうやるの―CDで聴く!音楽療法のセッション・レシピ集
高松市美術館でのコンサートも終わり、せっかくなので、栗林公園に行く。とても広い庭園で、池もいくつもあり、特徴的な橋も数多くあり、松を初めとする木々もあり、園内をぶらぶらと散策していると、いつまででも歩き続けられ、今日のように天気の良い日は抜群に快適。 美術館で荷物をピックアップし、熊本に戻る。 NHKのニュースでも放送されたらしい。香川ではテレビで放送。NHK+の会員だと見られるらしいが、会員でないので見ていない。でも、コンサートに来ていないのにテレビを見て連絡をくれた方もいたので、きっと放送されたのだろう。 https://plus.nhk.jp/watch/st/370_g1_202403…
今日は、歯医者に行った。歯医者は耳で体験する場だと思う。目隠しされて、口を大きく開けて、歯科医の顔は見えないけど、声は近くで聞こえるし、口の中で色々な音を出されるし、、、、。 ピアノという楽器は中毒性があるのか、気がつくとピアノを弾いていて、なかなかやめられない(少しは領収証の整理もしたけど、、、、ほぼ音楽)。幸い、音楽家なので、これが仕事でよかった(でも、領収証の整理もしなければ、、、)。鍵盤ハーモニカも吹き始めると楽しいし、こんなに長年仕事にしているのに飽きないで夢中になれているので、一生こうして音楽をしていくのだろう(そうした音楽の合間に、相撲の稽古したり、数学したりして息抜きをしている…
30年前にイギリスで出会った作曲家で色々な人とその場で音楽を作っていくHugh Nankivellとは、ずっと交流を続けている。ヒューは、ボーンマス交響楽団とも仕事をしていて、その一つとして、Exeterという町でEmma Weltonとファミリー・オーケストラAuberginesの活動をしている。ファミリーオーケストラと言っても、クラシックの曲を楽譜を見て演奏したりするわけではない。楽譜を使わず、いろいろな楽器を持ち寄り、即興で音をつくっていく。 ヒューとエマから、久しぶりに、Auberginesとだじゃれ音楽研究会でオンライン・セッションをしようと提案があり、本日、第149回だじゃれ音楽研…
ダンスカンパニー「モノクローム・サーカス」を主宰する坂本公成くん、森裕子さん、小説家の飯田茂実くんと打ち合わせ。2月4日、京都府立文化芸術会館での公演にゲスト出演することにしたので、その打ち合わせ。 monochromecircus.com モノクローム・サーカスは、1990年に公成くんが始めたパフォーマンスユニット。当初は、暗闇でスローモーションで動き、時々ライターで火をつけたりしていた。当時の衝撃は今でも記憶に残る。ダンサーの山下残くん、バレエダンサーの白水俊子さんが加わり、徐々にダンスの色が濃くなっていく。時々、おっさん姉妹(鈴木潤+片岡祐介)が野村の《ダンス》という短い連弾曲を演奏して…
第136回兵庫県音楽療法士会公開研修会に、講師としてお招きいただく。なんでも、兵庫県は独自に音楽療法士の資格を認定していて、兵庫県認定の音楽療法士の方々が250人近くいるらしい。毎月、研修会をやっていて、今回はぼくが講師となった。以前、片岡祐介さんと『即興演奏ってどうやるの』(あおぞら音楽社)を執筆した時は、音楽療法の世界の話を色々聞いたが、最近は音楽療法の話題に接することが少ないので、最新の情報をあまり知らないのだが、きっと新しい世代の音楽療法士が出てきて、予想もしないアプローチで活躍を始めているのかもしれないなぁ。20年前に書いた本は、こちら。 www.aoisora.jp 前半90分は鍵…
高松市美術館の35周年記念コンサートに向けて、高松出身の村山籌子(1903-1946)の童話を題材に合唱曲を書いている。学芸員の牧野さんと話して、村山籌子の物語の展開は行き当たりばったりで、そこが面白いと同意。なので、作曲もいきあたりばったりで気分の向くままに書いていこうと思っている。全体の構成を考えすぎずに書いているので、最後がどう終わるのか皆目見当もつかず、それが面白い。 熊本県立劇場とオハイエくまもとhttps://ohaie-kumamoto.org/と打ち合わせ。来年15周年を迎えるオハイエくまもとは、これまで柏木陽さんや片岡祐介さんともコラボレーションしてきたらしい。15周年のコン…
ガムランのための新曲を構想中。2004年8月1日に碧水ホールで発表した《だいんだいん》(22分)、2005年8月28日に碧水ホールで発表した《さるう》(19分)、2006年8月27日に碧水ホールで発表した《青ダルマどん》(14分)と3本のDVDを見てみた。いずれもワークショップで創作したガムラン作品。《だいんだいん》については、フィルムアート社の本の中で書いたことがあったが、この3作品とも信じられないほど様々な実験を行っている。20年近く昔の自分たちは、滋賀県の水口町で、こんなにガムランの可能性を切り拓く実験をやっていたのかと驚くばかり。そして、こんなにマニアックな実験をしているのに、この3公…