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法の下の平等

(一般)
ほうのもとのびょうどう

平等権の基本原則。
日本国憲法14条は、「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的または社会的関係において、差別されない」と、法の下の平等を保障している。

  • 法の下の平等に関する違憲判決
    • 牧野訴訟(1968.7.5東京地裁)

老齢福祉年金の夫婦受給制限規定は合理性がなく、違憲。

    • 尊属殺人重罰規定について(1973.4.4最高裁大法廷)

刑法200条「自己または配偶者の直系尊属を殺したる者は死刑または無期懲役に処す」は普通殺人(同199条)よりも極端に不合理であり、違憲。

    • 衆議院議員定数訴訟(1976.4.14最高裁大法廷、1985.7.17最高裁大法廷)

一票の価値に大きく差が出たのは、合理的期間内に是正されなかったので違憲。

    • 国籍法婚外子国籍取得要件訴訟(2008.6.4最高裁大法廷)

外国人母と日本人父の間に生まれた子どもが、両親が未婚だと日本国籍が取得できないのは、不合理な差別にあたり、違憲。

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