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鈴木静一

(音楽)
すずきせいいち

マンドリン奏者、作曲家。映画音楽も多数手がける。

1901年3月16日、東京に生まれる。
幼少の頃よりオルガンを覚え、また父親から謡曲を仕込まれる。
初め声楽家を志し、イタリア人の声楽家アドルフォ・サルコリ氏に師事したが、師の奏でるギター、マンドリンに惹かれ、マンドリンを習うことになる。
また作曲の才能 も師によって認められ、以後独学に近い形で音楽理論を学ぶ。
1936年(35歳)日本ビクターに入社するまで、ギター、マンドリン奏者として、またマンドリンオーケストラ指揮者、 作曲家として活躍する。
日本ビクター入社後は主に、藤原歌劇団の編曲、指揮を手がけ、さらに流行歌の作詞作曲でも活躍した。翌1937年に東宝に移り、1965年(64歳)旧友 小池正夫氏の死を悼み作曲したマンドリンオーケストラ曲「カンタータ・レクイエム」が契機 となりマンドリン界に復帰する。
その間400作品を超える映画音楽、および多くの演劇の 音楽を作曲する。
1980年5月27日、永眠。79年の生涯を終える。


復帰後の創作活動 は旧作の改訂増補を含め、死の直前まで精力的に行われ、従来のマンドリンオーケストラでは考えられなかったような大規模な作品を次々に発表した。
交響的大幻想曲「シルク ロード」をはじめとするその諸作および編曲作品は、今日の私たちマンドリン愛好家には 無くてはならない貴重な財産である。

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