2009/09/10(木) 歎異抄第8章 念仏は行者のために非行・非善なり。わがはからひにて行ずるにあらざれば非行といふ。わがはからひにてつくる善にもあらざれば非善といふ。ひとへに他力にして自力をはなれたるゆゑに、行者のためには非行・非善なりと[云云]。 親鸞会の公式HPに『歎異抄をひらく』の文章がありましたので、歎異抄第4章について書いている途中ですが、第8章について、少し書きます。 弥陀に救われた人の称える念仏を「他力の念仏」という。(中略) 「他力の念仏」は、これら自力の計らい一切が粉砕され、称えさせる弥陀の力強い誓いの念仏である。 ゆえに「他力の念仏」は、自分の思慮や分別で励む行でも善…