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kg_noguの愚痴日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2018-10-10

あぁ、時代を感じるなぁ ―― 佐々淳行氏死去 初代内閣安全保障室長

| 19:35 | あぁ、時代を感じるなぁ ―― 佐々淳行氏死去 初代内閣安全保障室長を含むブックマーク あぁ、時代を感じるなぁ ―― 佐々淳行氏死去 初代内閣安全保障室長のブックマークコメント

この人の、小説、いやノンフィクション……記録文学とでも呼ぶべきでしょうか、

ルポタージュではないですね。

著述した、

後藤田正晴官房長官の評伝とか、

連合赤軍あさま山荘に関する一連の学生運動の顛末記(回想録)とか。

たくさん読みましたよ。

学生時代から、

社会人新人くらいの時期にかけて。

かなり影響を受けた自覚があります。

私の、

社会人としての、

物事、社会との関わり方の根っこの部分、

その一部となっているのは間違いありません。

お亡くなりになってしまったんですねぇ。

惜しいなぁ。

こういう、

国家の中枢で業績を詰んで、

その経験をもとに、国家のグランドデザインを語れる『元・官僚』、

そういう貴重な人物は、

最近、ほとんど居ませんから。

昔は、

堺屋太一』とか

石原慎太郎』とか……この人は官僚ではありませんけど。

片山善博』とか、

言動に賛否両論ありますけど。

とにかく、

現場を知った上で物申す、政策のご意見番みたいな人が

それなりに居たのですけど。

最近出てくるのは、

感情的に政権批判を繰り返す俗物ばかりで。

国家のグランドデザインなんかまったく頭の中にない、

汚い言葉しか出て来ない、

……マスコミにとっては使い勝手の良いバカしか見当たらなくて。

こういうところにも、

日本の衰退、というのは、現れているのだろうなぁ。

思うことしきりです。

本当に、

能吏と呼ぶのにふさわしい『傑物』が居なくなりましたねぇ。

寂しいかぎりです。

なんでなんだろう……

バルブ崩壊の後、経費削減のリストラばかりで、

人材を育ててこなかったツケが回ってきているのかなぁ。


ご冥福をお祈りします。


 産経新聞の正論メンバーで初代内閣安全保障室長を務めるなど危機管理安全保障パイオニアとして知られる佐々淳行(さっさ・あつゆき)氏が10日、老衰のため死去した。87歳だった。通夜は15日午後6時、葬儀・告別式は16日午前11時半、東京都港区南青山2の26の38、梅窓院で。喪主は妻、幸子(さちこ)さん。

 昭和5年、東京都出身。東京大学法学部卒業後、29年に国家地方警察本部(現・警察庁)に入庁。警備や公安畑を歩み、44年の東大安田講堂事件、47年のあさま山荘事件など戦後史に残る重大事件で対処に関わった。

 香港領事、三重県警本部長などを経て旧・防衛庁へ出向。防衛施設庁長官などを歴任した。61年には内閣総理大臣官房・内閣安全保障室長に就任。平成元年昭和天皇大喪の礼の警備を最後に退官した。

 現役の防衛庁幹部当時に出版しベストセラーとなった「危機管理のノウハウ」(PHP)などの著作を通じ、日本社会に「危機管理」という概念を定着させ、公職退任後も新聞やテレビなど多方面で活躍。テロ災害から国民の生命・財産を守り損害を減らす備えの重要性を訴え続けた。

 国益を重視する現実的な政策提言は歴代政権にも影響を与え、平成13年の米中枢同時テロでは米国の対テロ活動を後方支援するため、自衛隊イラク派遣を進言。小泉純一郎政権によって実現された。

 正論メンバーとしても長く正鵠(せいこく)を射る持論を展開、19年には第22回「正論大賞」(18年度)を受賞した。