マレーゼトラップ回収

kheperer2005-05-30



マレーゼトラップで捕れた昆虫を回収した。設置した場所は、里道(Sルート)と平行に走る谷筋(V0ルート)*1の水場創出予定地2カ所。2カ所それぞれ明るさ(光環境)が違う。明るい環境の方が虫の数が多かった。これは予期していたとおりの結果だった。明るい環境の方が飛び交う虫の羽音が多い気がしたからだ。


捕れた虫のほとんどがハエ・アブ・ハチの仲間だった。中にはトンボもいた。ムカシヤンマとサラサヤンマ。里地の水場で羽化して、里山に餌を取りに来ているのだろう。とくにVルートはハエやアブが多いので恰好の餌場かもしれない。幼虫の生活の場である水場(里地)と成虫の餌場となる雑木林(里山)の両方があることで、トンボのような水生昆虫が生きていけるのだろう。