ライトトラップ


夜は毎月恒例のライトトラップ調査。日の落ちるのが早くなった。5時半過ぎには真っ暗になる。18時過ぎにフクロウも鳴き出す。この森にはネズミがいないので、闇夜でねらうはモグラだろうか。フクロウの羽は風切音が出ない構造になっているため、小動物は闇夜で突然おそわれる。輪廻転生してもモグラだけにはなりたくないものだ。


夜が更けると気温も下がってきた。今回は冬用シュラフも用意して防寒対策はばっちり。この季節、羽の硬い虫は皆無。ガ類も低調だ。今日はこないねぇ、と思っていたらトゲナナフシが樹上からふってきた。このトゲナナフシ、枝に似ていて非常に見つけにくいのだが、最近やたらと見かける。かなりの数がいるのかも知れない。


ヒメヤママユ
[2005.10.26: S625]