「龍谷の森」の生き物たち このページをアンテナに追加 RSSフィード

2006-05-10

[]鳥類


毎月恒例の鳥類調査。今年初のテント泊。

朝、4時40分、キビタキの声で目覚める。なかなかよいモーニングコール。タワーのすぐ近くにいるようだ。


Sルートに沿ってラインセンサス。確認できた種は21種:アオサギ・スズメ・ウグイス・エナガ・カワラヒワ・ハシブトガラス・ヤマガラ・コゲラ・シジュウカラ・ヤブサメ・キビタキ・アオジ・メジロ・コジュケイ・イカル・キジバト・ホオジロ・ヒヨドリ(確認順)、センサス外ではオオルリ、ホトトギス。


夏鳥もやってきて一気に賑やかになった。

チャイロヒメハナカミキリ

Sルートは花盛り。ヤマツツジ・モチツヅジ・ツクバネウツギ・ガマズミが咲いている。ガマズミの花には、チャイロヒメハナカミキリが群がっていた。この森ではヒメハナカミキリの仲間はこの一種のみ。


このヒメハナカミキリの仲間(Pidonia属)は、ピドニアと呼ばれ、東アジア(特に日本列島や台湾などの島)で種類数が多い。日本には56種いて、うち54種が日本にしかいない固有種。多様化の舞台は日本列島にある。実は自分の専門はこのピドニアの種多様化の進化過程と多様性の維持機構の解析。この森で出会えるとうれしくなる。


[2006.05.10: ガマズミの花粉を食べるチャイロヒメハナカミキリ、S0645]

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