「龍谷の森」の生き物たち このページをアンテナに追加 RSSフィード

2006-05-27

[]「龍谷の森」自然観察会


今日の午前は「龍谷の森」で鳥と昆虫を主とした自然観察会。対象は龍大の学生と「龍谷の森」里山保全の会。ガイドは自分と、この森で鳥を見続けている龍大理工学部のYくん、そして里山ORCのKさんに協力してもらった。


この季節は夏鳥もやってきて、鳥の種類がとても多い。しかし、葉が茂っているので、姿を見ることはなかなか難しい時期でもある。熊谷を下り、堂の集落を抜けてSルートに入り、椎茸栽培の場所が終点。ここを約2時間半かけて歩いた。


確認できた鳥は、17種:ホオジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、キビタキ、メジロ、エナガ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ヤブサメ、ウグイス、アオバト、スズメ、ツバメ、トビ、カワラヒワ、ダイサギ。


途中、参加者の方にも、里山でのかつての植物利用方法などを解説してもらい、こちらもよい勉強になった。普段なら30分足らずのルートだが、ゆっくりと生き物を見ながらだったので、2時間半でも時間が足らないくらい。また初夏の頃にも企画したい。

[]フィールドワーク

今日の午後は「龍谷の森」の水場作りの第2弾。前回、粘土運びがあまりにも重労働で、作業を遅らせるボトルネックになったため、外部委託することにした。


ということで、今回の目標は、S0485あたりの第二水場予定地(13×5m)の粘土を張るまで前処理。この処理とはこの場所を更地にすること。しかしこの場所は、30−40年くらい放置されていた里山林の涸れた水路。倒木が重なり落葉も多く、さらに低木が茂る。


フィールドワークの意義を学生たちに伝えていたとはいえ、この混沌とした予定地を始め見たとき、彼ら彼女らがちょっとたじろいだのが分かった。しかしこんな心理状態から、やるきを引き出すのが棟梁のお仕事。軍手を支給し、自ら率先して倒木を取り除き、落ち葉をかく。


学生も徐々にエンジンがかかる。始めは汚れることをためらっていた学生が落ち葉をかき、低木を抜きとり始める。総勢で60人ほどいたのでみるみる落ち葉が消え、地面が見てくる。次に土壌の有機層を掻き取って土嚢袋に詰めて水路外に運び出し、最後はメッカ巡礼。要は、ぐるぐる歩き回り地面を踏み固める。ここまでやって作業完了。水路を出て、上から眺めるとすかっとした更地になった。実質2時間で当初の目的を果たした。これぞまさに人海戦術。


しかし本当に学生たちがよくがんばってくれた。ほんと若いパワーに満ちあふれている感じだった。しかしそんな学生たちとは、普段は講義でしか接点がない。それはどちらかといえば一方通行なわけで、顔と名前が一致しない悲しい関係だったわけだ。しかしフィールドワークでは、お互いにいろんな話をしながら作業を進めるため多くの発見がある。体力的にはきついが、こんなフィールドワークもいいかもと改めて思った。


次回は6/10,6/17のそれぞれ土曜日13時から粘土張りをする予定。もうすこしで完成だ。

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